海外移住で挫折の原因になる2つの壁



海外移住で挫折する人の共通点は、
生活環境に馴染めないことでもなく、
語学力が問題だったわけでもなく、
もっと現実的で切実な理由が多い。

もちろん現地の環境が肌に合わなくて帰国する人もいるが、
それは生活を試してみて納得の上で帰るのだから
特に問題ないだろう。

引っ越しなんて覚悟を決めてするほどのことではないし、
本人が望んで戻るのならそれでいいこと。

問題は、まだ海外で暮らしていたいのに
それができなくて挫折する場合。

この理由は主に2つある。



国によって差が大きいビザの壁

マレーシアや台湾、カナダのように
ビザなしや観光ビザで1年のロングステイができる国もあれば、
ビザの取得自体が困難な国もある。

たとえばオーストラリアは海外移住先として人気だが、
就労でもワーキングホリデーでもない場合、
実はすでにハードルが高くなっている。

その現実を突きつけられて挫折する人も。

イメージでは退職後の楽園だと思っていたのに、
今ではビザの発給に強固な制限を設けている。

また、物価も高くなった。


さらに、一度取れたビザであっても、
期限後に更新できる保証はない。

最近聞いた例で言えば、
シンガポールで正規の就労ビザを持って働いていたのに
更新を断られて帰国を余儀なくされたケース。

学歴条項等が厳しくなったため、
以前は条件を満たしていたものの
最新の条件には届かなかったということだった。

この場合、ビザが取れないので
日本に戻る、もしくはまた別の国に移住するしかない。

引き続き、シンガポールにいるための権利を失ったわけなので。


こうしてビザが理由で海外移住に挫折する人は多い。

難しいのは、
ビザの発給条件は必ずしも杓子定規なものではなく、
担当者の裁量による部分もあること。

そのため、担当者次第で発給の可否が違ってきたりする。

しかも各国のビザ事情は常に移り変わっている。


以前にタイが発給していた
タイランドイージーアクセス及びエリートカードが
一度廃止され、その後復活した。

イージーアクセスは5年、
エリートカードは20年のビザが付いてくるが、
この制度の有無によって
50歳未満がタイに移住できるかどうかが変わってくる。

50歳以上はリタイアメントビザがあるのでいいが、
それ以下の年齡だと就労ビザか学生ビザを取らない限り
一般的に取れるビザがない。

そのため、もう1度廃止されてしまうと
新しい制度ができるのを期待するか、
年齡が50歳になるのを首を長くして待ちわびるしかない。

こうして相手国の思惑に振り回される部分がある。

私がフィリピンで永住権を取得したのは、
不安定な状況をなくして確実に滞在できる国を
日本以外に確保したかったから。

永住権なら簡単に制度を変更されるリスクが小さく、
その意味で安心なので。



収入や物価の問題

ビザ以外の理由で海外移住に挫折しやすいのは、
やはりお金の問題。

突き詰めれば収入や資産が不十分なことだが、
東南アジアの物価の安さを過大評価していたことが
最終的に問題になるケースもある。

たとえば、タイなら月10万円あれば十分に暮らせると聞き、
それを真に受けるような場合。

たしかに、バンコクの中心部から外れた場所や
チェンマイなら1ヶ月10万円の生活費でもやっていける。

ただし、当然ながら予算が少なくなれば
選択の幅は狭まることになる。

住める部屋も限られるし、
快適さやセキュリティー上の問題がある場合も。

また、和食や外国人向けレストランに行ける回数も少ないため、
タイ料理に飽きた段階で食事に困ってしまう。


こうした状況に海外移住前に気付いて断念する人もいれば、
住み始めてから不満がたまっていって帰国を決断する人も。

お金は生活の基盤なので、
あまり安易に考えないほうがいいだろう。

現地の物価を把握しておくことはもちろん必要だが、
外国人が暮らす場合のコストも考慮しておきたいところ。

ただ単に節約のために新興国に行くなら、
むしろ日本の地方都市に住んだ方が安上がりな場合もある。

毎年物価の上がる新興国のメリットは、
そこそこの生活費で質の高い生活が送れること。

たとえば、プールやジム付きのコンドミニアムに住めたり、
フィリピンならメイドを月3万円程度で雇えたり。

タイやベトナムの一部のコンドミニアムでは
週に1度か2度、ルームクリーニングに入ってくれる場合も。

こうした家事から解放されることもできる。


対して、ただ単に支出を切り詰める生活をするなら、
東南アジアのメリットは薄れてきている。

もちろん為替レートの状況次第ではあるが。


ビザとお金の問題以外で
海外移住に挫折しやすい理由としては、
信頼できる情報が少ないとか、
治安面で不安が拭い去れなかったとか、
子供の教育環境を心配した結果中止したという話も聞く。

最終的には現地に来てみるのが
判断材料を揃えるために有効。

迷った時には、
現場を直に見てじっくり考えるのもよいのではないかと。



本当のところを明かすと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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