香港のタクシー事情(乗車拒否や遠回り等)




香港のタクシー事情を語る上で、まずはメリットの部分として日本に比べ、明らかに料金が安いということが挙げられる。

初乗りは、約300円となっていて、何しろ狭い町なので、基本的には大きな金額にならずに、どこにでも移動することができる。

更にタクシーは、香港に1万8千台ほどあると言われていて、よほど変わったところに行かない限り、道端で見つけることも難しくはない。

そういった意味で言うと、かなり恵まれた環境にあるものの、一部には乗車拒否であるとか、トラブルが発生したという話も聞くし、私自身もあまり使い勝手がよくないと感じた部分もあるので、そういったことについても、触れておこうと思う。


香港の乗車拒否事情

道端でタクシーを拾うにしても、タクシースタンドで乗り込むにしても、同じように問題として発生することがあるのが、乗車拒否という問題。

運転手としても、自分がどちらの方面に行きたいとか、帰り道のことも考えると、こちらには向かいたくないとか、そういった判断というのが、下されることがあり、当然ながら乗車拒否というのは、時として起こることがある。

しかしながら、香港のタクシー事情に特有の側面として、英語が通じないことが多く、そもそもこちらの伝えていることが、理解できていないという場合もある。

例えば、私が以前にリッツカールトンホテルを指定して、iPhoneで文字まで打ち込んで見せても、ちんぷんかんぷんだったことがある。

イギリスから中国に香港が返還されて以降、英語はどんどん廃れてきて、中国語を話す人が増えてきたという。

ある意味では現金な話しだが、そういったこともあって、タクシーの運転手の中には、英語が全く通じないということもあり、悪意を持って、乗車拒否をしているというよりも、ただ単にこちらの指定している場所を理解できず、その結果として、もう早く立ち去りたいということで、行ってしまうという事例もあるため、乗れなかったとしても、必ずしも意図的に仕事を選んでいるとは限らない。

そんなこともあるので、香港でタクシーに乗る場合には、できるだけ行先を中国語表記でも見せられるようにしておくと、便利ということになる。

例えば自分のホテルに戻る場合であれば、ホテルのネームカードを持っておくことによって、こういった問題は解決できる。

しかしながら、人と待ち合わせをしている場合とか、突発的に移動をするような場合には、こういった手段は使えず、香港ではかなり不便な思いをすることもある。

この点については、料金も安いし、仕方がないと諦めるのも一つの方法ではあるし、地下鉄がそれなりに発達している町でもあるので、そちらをメインに使うという対策もある。

これまで乗車拒否はちょっとした遠回りぐらいは、経験したことはあるものの、決定的なトラブルに香港で巻き込まれたことはないが、タクシーの運転手が様々な面倒を引きつれてくるというのは、ほとんど世界各国共通の事情となっているので、駅の近くであれば、地下鉄を使った方が、気分的にも楽だったりする。



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執筆者、伊田武蔵
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