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香港の治安について現地を繰り返し訪れ感じたこと



これまで、投資関係の用事や、単純に遊びに行くために香港は何度も訪れているが、治安について色々感じることもあったので、それについてまとめておくことにした。

香港には、もう10年以上も住んでいる友人もいるので、彼から聞いた話も含めて、語っておこうと思う。

まず、大前提として把握しておく必要があるのは、中国本土と香港では、明らかに雰囲気が違うということ。

香港の治安について不安を持つ人の中には、以前に中国に行ったり、あるいは中国の各種の報道を見て、反日デモとか、人々のマナーの悪さとか、あるいは犯罪の多さとか、そういったことを不安視している人もいる。

しかし、香港と、国境を隔てた隣町の中国本土である深センでは随分と雰囲気が違うし、中国も場所によってかなり状況が変わるのが実際のところ。

では、香港はどういった町かというと、元々イギリス領だったこともあり、中国本土とはそれなりに今でも雰囲気が違う。

もちろん使われているのは中国語だし、そういった意味での類似性はあるが、人のマナーについては、明らかに中国本土のように悪くない。

珠海という深センのすぐ近くの町に住んでいた友人がいるが、彼がたびたび香港に来て驚いたエピソードとして、雑踏の中で後ろから靴を踏まれた際に、香港では謝られたという話がある。

珠海では靴を踏まれて謝られるようなことはあり得ないので、謝罪を受けたことに衝撃を受けたという話だった。

町を歩いている人の身なりとか、そういったことを観察していても、明確な違いがあるので、中国のイメージをそのまま香港に適用するというのは、あまりにも大雑把すぎるというか、少々ずれていると言わざるを得ない。


昼間の香港の治安について

深刻な犯罪、つまり殺人とか放火については少ないと言えるものの、世界中から観光客が集まってきたり、投資関連の用事でやってくる人も多いということで、スリや置き引きのような軽犯罪は少なからず発生している。

中国本土から、それを目的にやってきているプロの窃盗団もいるらしい。

同じ話をマカオでも聞いたことがあるが、中国本土の人間がビザの範囲内で香港やマカオに滞在し、そこでお金を稼いで帰っていくことがあるという。

そういったわけで、治安が著しく悪いわけではないものの、海外における最低限の防衛策は取っておく必要がある。

とは言っても、別に服の下にお金を隠しておくとか、そこまでする必要はなく、鞄から目を離さないとか、そういった常識的な対応をしていれば、トラブルに巻き込まれる可能性は低い。

私自身も、鞄の中に財布やパスポートを入れているが、それでヒヤッとしたり、危ない目にあったことは一度もない。


夜になると

どの国でも言えることだが、基本的に夜の方が昼間よりも治安が悪くなり、香港においてもこの傾向はある。

ただし、クーロン地区のネイサンロードのように、夜でも全く眠らない通りもあるので、そういった場所であれば、夜でも著しく危険が増大するということはない。

人通りが少ない場所を避けるとか、怪しい場所には行かないとか、そういった基本的な配慮をして観光をしている分には、特別身の危険を感じるようなことはないはず。

また、非常に狭い町なので、距離がある時は終電後でも安価にタクシーで移動することができるし、そういった意味でもわざわざ暗がりを歩いたりする必要性はほとんどない。

なお、香港在住の友人の話では、ぼったくりにあった日本人の話を聞いたことがあるということなので、そこら辺については若干気を付けておいた方がいいかもしれない。


結局香港は危険なのか?

総合的に考えた時に、香港の治安は、世界的に見ても決して悪くない。

日本から近い場所なので、フラッと観光に来るにも良い町だと思うし、私の場合は海外に出てから良く利用するようになったので、時にはシンガポールから、時にはバンコクから、時にはマニラから様香港を訪れるが、やはり安全な場所の一つだと感じる。

一つ不便なところを挙げるとすれば、言葉の問題で、かつてイギリス領だったとは思えないほど、現在の香港は英語が通じなくなっている。

ホテルやレストランにおいてはまだそうでもないが、タクシーの運転手が中国語しか話せないことはざらにあるので、ここら辺は少々不便に感じるところ。

とはいえ、治安の面に関しては、申し分ないレベルと言える。


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執筆者、伊田武蔵

「旅をするように暮らしたい」

そんな思いで2011年に
下見なしで海外移住後、
フィリピンとマレーシアで
コンドミニアムを借りて住む。

その後、
今後の移住先候補の視察のため、
各国を周り住環境の研究をしながら
2年9ヶ月のホテル暮らし。

1年間の台湾生活を経て、
現在はタイでの暮らしを満喫中。

フィリピン永住権と
マレーシアのリタイアメントビザ、
タイランドエリートを取得済み。

8カ国に資産分散。

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