台湾暮らしの無視できないデメリット3つを列挙



台湾暮らしをしていく上で、
障害やデメリットになるのはどの部分か?

今回は90日の滞在期限をフルに活用して、
それを明かしていくことを目的に
台北・台中・台南・高雄と主要都市を縦断した。

魅力がある場所なのは間違いない。

移住してみたい気持ちもあるし、
実質的にはビザなしで住み始められるのも大きなメリット。

実は今回の縦断中も、
そのまま暮らし始めてもいいと思っていた。

しかし、実際にはひとまず見送りという結果に。

それはなぜだったのか?

綿密な下見をした上で浮き彫りになった
台湾での生活の問題点を3つに絞って上げてみた。


トイレ問題

なにはともあれ、
台湾暮らしを語る上で課題になるのはここ。

東南アジアでも現在はトイレに紙を流せるのは常識。

外国人向けのコンドミニアムで、
便器に紙を流せないという話はどこに行っても聞いたことがない。

私が住んだフィリピンとマレーシアのコンドミニアムでも、
あるいは街中のトイレでも、もちろん問題なかった。


新興国でこの状況なのに、
中進国から先進国になりかけているほど
経済がすっかり強くなり、
文化的な成熟度も高い台湾なのに、
いまだにトイレには紙が流せないのがデフォルト。

結果、使用済みのトイレットペーパーは
便器の脇にあるゴミ箱に捨てていく。

台湾暮らしをスタートしたら、
それを自分でゴミ出しすることに。

日本人の衛生感覚としては耐え難いものがある。

半年ほどで慣れるという現地在住の人のアドバイスもあるが、
それでもストレスになるのは間違いないだろう。

お腹を下したタイミングなどは
ますます気分が落ち込みそう。


中級レベルのホテルでも、
ウォシュレットは付いているのに
トイレットペーパーは流せないという
ちんぷんかんぷんな状況を目にする。


ただし、築10年以内の物件であれば、
紙を流せるところも多い。

こうした部屋を選ぶのであれば、
この問題は一応解決することになる。

それでも詰まりやすいには詰まりやすいらしいので、
日本や他の国で暮らす時よりも
台湾にいる間は要注意だと思うが。


なお、ゴミ出しの問題もあるが、
これも外国人向けの物件ならたいてい解決する。

というのも、本来台湾においては
ゴミの収集車が「エリーゼのために」を流しながらやってくると、
家からゴミ袋を持って人々が集まってくる。

音楽を目印にやって来て、
自ら収集車にゴミを投げ入れる仕組み。

日本のように事前に指定の場所に
ゴミを出すシステムではない。


これだと働いている人の場合には
仕事に出ている間はゴミ出しができない。

午後にやって来たりもするので、
自宅にいないとゴミが溜まっていくことに。

こうしたことの対策として、
物件によっては建物の中にゴミ捨て場があり、
それを捨てに行ってくれる人を雇っている。

あるいは個人的に
ごみ捨て代行を頼む人もいるらしい。


外国人向け物件の場合、
多くはゴミ捨て場が設けられているため、
この点は実質的には解決できそう。


台湾の交通事情

台南は車も多い
2つ目の問題は交通事情。

と言っても、台北と高雄は地下鉄網が設けられ、
特に問題はない。

個人的には台中や台南が気になっているが、
この2つの都市は地下鉄がない。

タクシーかバスが移動手段になるが、
台湾もあまりタクシーの評判は良くないのが難しいところ。


街中にレンタサイクルもあるが、
車のレーンを走るルールとなっているため、
バイクとぶつかりそうでかなり怖い。

海外で事故になったら、
成り行きの主張から困難が伴うし、
その後の治療も説明や保険適用等、
面倒な問題がつきまとう。



また、単純に歩いているだけでも
台中や台南はバイクに要注意。

台湾は右側通行なので日本と逆なため、
右折が日本の左折に当たる。

そして青信号で道を渡っていると、
右折したバイクが気にせずに突っ込んできたりする。

台南では実際に一度事故に遭いかけ、
間一髪のところでよけて助かった。

ベトナムやインドネシアほどの修羅場ではないが、
台湾もこのあたりは注意が求められる。


なお、ノービザで暮らす場合、
90日以内に出国して戻ってくることになるが、
台北や高雄からは日本を含めて
香港やフィリピンへのフライトも多い。

そのため、この点は大きな問題にならない。

台中からも香港エクスプレスを使えば
香港行きの格安航空券を取れる。

台南は特急電車で40分ほどの距離に高雄があるため、
こちらもそれほど不便ではない。

就航便数は台北・高雄より絞られるが
一応台南にも空港はあり、
もちろんそちらを使うことも可能。


言葉の壁

台北の故宮博物館
台湾に初めて旅行に行った多くの人が驚くのは、
海外とは思えないほど日本語が通じること。

これは歴史的な経緯によるところが大きいが、
ホテルはもちろん、街中でも片言の日本語で話せる人が多い。

日本語力で言えば、世界トップクラスだろう。


とは言え、台湾暮らしを実現するとなれば、
日本語を話せない人とのコミュニケーション手段も必要。

さすがに日本語が分からない人の方が
割合としては圧倒的に主流派なので。

となると、英語は通じるのか?

これがあまり通じない。

特に台北にいると、
英語で話しかけても日本語が分かる人が出てくるので
いまいち英語の普及度がよく分からなかった。


ただ、台中や台南・高雄等を旅しているうちに
あまり英語が通じやすい国ではないことが判明。

タイよりは英語を話せるし、
フィリピンよりは苦手というところだろうか。


そうなると、北京語を覚えるのが最善ではあるが、
一時的に暮らすために語学に時間と労力を費やすのは
どうしたものかという思いも。

仮に1年だけ住むとして、
学び始めた最初の数ヶ月は使い物にならないだろう。

せいぜい台湾暮らしを終える頃になって
ようやく意思疎通ができるレベルの北京語が身につくだけ。

これでは意味がない。


ということで、現実的な目線で考えるなら、
日本語サポートを受けられる日系の不動産会社で部屋探しをして、
部屋に問題が起きた時(ボイラーが機能しない等)には
彼らのサポートを受けるのが妥当か。

日常のやり取りは旅行者と大差ない難易度だし、
フィリピンやマレーシアに住んだ時の経験から
大きく不便しない自信はある。

住まいに関する問題さえ解決できれば、
言葉という課題もひとまずクリアできるだろう。



こうしてみると、
台湾暮らしには致命的な欠陥がない。

ひとまずはこの国を離れて香港とベトナムに向かうが、
来年には住み始める事も考えている。



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執筆者、伊田武蔵
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