台湾で英語はほぼ通じないし、移住しても英語力は上がらなかった


台湾に住むようになってから、
あるいは3ヶ月かけて下見をしていた時にも感じたが、
台湾において英語はあまり通じない。

移住前に英語力を上げたところで、
残念ながらあまり役には立たないだろう。


台湾の言語環境は特殊


台湾において公用語は台湾華語で、
中国語の一種。

北京語に近いため、
それが話せれば現地でも概ね困らない。

英語が通じない以上、
台湾華語が話せるのが
旅行をするにも住むにも一番だが、
実際は台湾華語を話せなくてもあまり困らない。

実際、台北・台中・台南・高雄と
台湾の主要都市を縦断した3ヶ月の間にも、
その後台湾に移住してからも
私は台湾華語も中国語も話せない。

それでも困ることはめったにない。


英語より日本語の方が通じる


台湾の特徴として、
英語はなかなか通じないが、
日本語を話せる人はかなりの数存在する。

こちらが英語で話しかけると日本人か確認され、
近くの店から日本語を話せる人が
連れてこられることもしばしば。

また、スマホの翻訳機能を使いこなす人も多い。

時間があったので
英語を学ぼうかと考えた時期もあったものの、
台湾において日本語よりも通じない言葉を
わざわざ習得するモチベーションが上がらずに
うやむやになってしまった。


中国語(台湾華語)なしで台湾移住は可能?


台湾に移住してからも中国語を学ぶことはなかったが、
これには理由がある。

台湾の前にマレーシアやフィリピンにも住んだが、
その時の経験と照らし合わせても
語学力がもっとも必要なのは住み始める時期。

言い換えれば移住の時ということになる。

この時はビザの取得や部屋探し、
そして多くの場合は銀行の口座開設等が必要なため
重要かつ込み入った話をする機会が多い。

逆にこの場面さえ乗り切ってしまえば、
日常で言葉を使えないことの不便は案外少ない。

たとえば、部屋探しやビザの取得を
日系の不動産会社やビザのサポート会社に依頼すれば
台湾華語がわかる必要はない。

逆に少しぐらい勉強しても、
部屋を借りる場面のようにそれなりに大きな金額の契約を
単独で結ぶのはリスクが大きい。

こうした場面を切り抜けてしまえば、
日常の中で語学力のなさで深刻な問題に直面したことはなかった。

レストランのメニューを見ても
なんとなく漢字で内容が想像できるし、
わざわざ台湾華語を勉強するほどの不便は感じない。

マレーシアやフィリピンと比べても
台湾は英語が通じなかったが、
その分人々が親切なこともあって快適に暮らせた。

もともと1年の予定で住み始めたため、
移住後に台湾華語を学び始めたとしても
ある程度生活に役立つレベルになる頃には
台湾生活が佳境に差し掛かってしまう。

これでは意味がないため、
最初から台湾華語の勉強はしなかった。

永住するならともかく、
1年単位で住むぐらいなら
完璧を目指しても疲弊するだけなので
捨てるところは割り切って捨てる必要がある。

台湾生活においては語学力は捨てたが、
それでも問題なく1年間の生活を送ることができた。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
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