フィリピンにはI-cardという身分証明書があって、
これは観光ビザの2回目の更新の時にしか
受け取ることが出来ない。
この時には、ACRという外国人登録も行うことになる。
と言っても、
私はビザの更新のために
自分で役所に足を運んで行ったわけではなく、
ただ業者に依頼して済ませただけ。
I-cardやACRにしても同様。
自分で苦労してフィリピンの役人とやり合ったのではなく、
ただパスポートを預けてお金を払っただけ。
自分の得意分野でもないことに
わざわざ手を出す理由もない。
ストレスがたまるだけだし。
ということで、丸投げだった。
そして、更新された観光ビザの押されたパスポートとともに、
フィリピンのI-cardが手元にやってきた。
こちらはパスポートに押されるのではなく、
文字通りカードになっている。
大きさはクレジットカードと同じ。
I-cardが手に入るまで、
フィリピンでは身分証明書がなかった。
外国人なので当然といえば当然だが。
ただ、自宅の水道代や電気代も
オーナー名義で請求書が届くため、
住所の証明も何もない。
あるのはパスポートと日本の運転免許証だけ。
ペーパードライバーなのと、
1年ごとの更新が面倒で国際運転免許証も取っていないので、
これだと不便なこともある。
たとえば、銀行の口座開設。
こうした書類が用意できないと、口座は開設できない。
そのため、これまではキャッシュカードで
毎回手数料を余分に払ってお金を引き出していた。
こうした問題も、I-cardがあれば解決できる。
実際、I-cardを取得した日に、
あらかじめサポートを頼んでいた会社に同行してもらい、
BDO銀行の口座を開設。
小切手帳も得ることができた。
フィリピンは厳禁を持ち歩くのが危険なため、
小切手での支払いが根付いている。
家賃も小切手がない場合、1年分を前払いする形に。
私もHSBC香港から2日に分けて送金する形で、
1年分の家賃を支払った。
今後は、このような事をする必要がなくなる。
これはなかなか便利だ。
フィリピンでの生活も、
I-cardによって基盤が強化された感がある。
今後は当初の予定通りSRRV(リタイアメントビザ)を取るか、
前倒しでクオータービザを取るかということも考えているので、
さらに万全な体制にできるだろう。
なお、これは一生フィリピンに住むためではなく、
いつでも住める国を複数確保するため。
マレーシアのMM2Hも出て行く1週間前に取ったが、
それと同じ事。
今すぐ必要ではなくても、
将来の場所の自由を確保するための策となる。
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