マレーシアにおいて、外食は驚くほど安く済む。
ローカルレストランであれば、時に100円程度で一食を食べられることも。
ビーフ・レンダンやプラウンミー、ナシ・ゴレンなどは日本人の味覚にも合う。
そういったマレーシア料理であれば、平均しても300円程度。
日本食レストランなどに行っても、安めのところなら600円程度で(お酒なしなら)食べられる。
こうなってくると、わざわざ自炊をするのは時間のムダな気がしてしまう。
事実、マレーシアに移住してきてから、一度もガスを使っていない。
引越しの下見の時に確認しただけで、実際に転居してからは、一度も火をつけていないし、そもそもフライパンや鍋もない。
マレーシアの物価はもちろん、人件費も日本に比べて大幅に安いので、レストランやタクシーのようなサービス業の料金は安い。
そう考えると、自分でお金を生み出せる人の場合、趣味でもない限り自炊をするのは結果的に損になってしまうと考える。
たしかにスーパーに行けば食材が安く売っているが、それを買って調理する時間を考えてしまうと、とても料理をしようとは思わない。単純に料理が嫌いだからというのもあるのだが。
マレーシアは和食レストランも比較的多い
マレーシア料理ばかりでは半年たたずに飽きてしまったが、和食レストランもマレーシアはそれなりに充実している。
個人的には、普段和食を食べたい時はマレーシアで、より高い品質を求める時はシンガポールやバンコクに行っている。
費用対効果で考えるなら、バンコクは東南アジアでもっとも和食のレベルが高い国。
シンガポールは質なら高いものの、価格も上がるのでコスパ重視ならバンコクに劣る。
自炊をしなくても食費を抑えられる環境がマレーシアをはじめとして、アジア各国にはあるので、そうした場所に移住して家事から解放されるというのは、人生の一つの選択肢ではないだろうか。
料理以外の家事も任せるなら
さらにもう一歩進めて家事から解放された場合には、マレーシアよりもフィリピンが有利となる。何しろ、この国は世界各国にメイドを派遣している大元の国。
当然ながら、コストも安いし、見つけるのも簡単。
私の友人がジョホールバルでメイドを探して苦戦していたが、それだけマレーシアはメイドへのビザの発給条件も厳しく、一部業者は観光ビザで入国させようとして失敗したりもしているらしい。
そう考えれば、料理だけではなく、掃除・選択・子守等の家事を丸投げしたいのであれば、フィリピンが圧倒的に有利になる。
そもそも人件費も半分程度なので。
月に2万円程度で住み込みで働いてくれるため、日本にいたら考えられない至れり尽くせりの環境で生活できる。
ただし、フィリピンにおける日系の会社によるメイド育成・派遣サービスについては、失敗例について聞く機会も多い。
簡単な和食が作れて、基本的なマナーも踏まえたメイドを送ってもらえれば助かるのは事実だが、事業として頓挫してしまえば元も子もない。
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