ペナンはあまりにつまらなかった。旅先としても移住先としても

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結論から言えば、
ペナンはつまらない旅となった。

ジョージタウン

元々は単なる観光目的と、
今後の移住先としての下見を兼ねていたが、
どちらも外れ。

すでにマレーシアではリタイアメントビザ(MM2H)を
31歳の時の取得済み。

つまり、ペナンに住もうと思った場合、
ビザの問題はすでにクリア済み。

マレーシア生活も2年経験していたので、
ハードルが低いのは間違いない。


そんなわけで、
クアラルンプールからETSという高速鉄道に乗り、
イポーに滞在した後、
バタワースまでバスで移動。

そこからフェリーでペナン入りした。

ジョージタウンは風光明媚と言えばそうだが、
どこにでもありがちなマレーシアの風景に
ところどころ欧米風の建物が残っている程度。

イギリスによる統治が長かった国なので、
このような建物が残っているのは不思議ではない。


同じマレーシアでも
マラッカはオランダ統治時代の建物が多かったが、
ペナンはイギリスの名残がメイン。

とは言え、
街並みそのものはマレーシアで
見飽きるほど見てきたものでしかない。

日本から初めて来たなら
もう少し感動したのかもしれない。

しかし、すでにこの国で暮らしたこともある身としては
特に見どころもなく、つまらないというのが率直なところ。


ペナン植物園は緑豊かな上に
園内に猿が放し飼いになっていて心安らぐ時間を過ごせたが、
わざわざこの植物園を見に来ようとは思わない。

そして、クアラルンプール以上とも思える
ホスピタリティの低さにげんなりした。

レストランで食事をしてもそうだし、
カフェで休憩をするにも接客がひどかったり。

いっそのこと、
安くない店でも食券制にして
店員と関わらずに済むシステムにしてほしいと
滞在中しばしば思った。

ホテルの受付にも言えることだが。


なぜ隣国のタイやシンガポールと
ここまでの差が付いてしまうのか?

これを考えると、
やはりクラス場所としてはNGを出さざるをえない。

マレーシアの中でも、
ビーチリゾートのイメージが強いペナンは
あこがれの街のように扱われる事が多い。

クアラルンプールは駐在員も多く、
首都だけに多くの仕事が集まる。

しかし、悠々自適に暮らすならペナンのようなイメージ。


これを周辺諸国も知った上で考えると、
プーケットでもセブでもバリでも、
もっと暮らしやすい東南アジアのリゾートは存在する。

あえてペナンを選ぶ理由はない。

ホスピタリティの低さだけではなく、
海もきれいではない。

バトゥフェリンギに行っても、
世界的なビーチリゾートと比べると
水の透明度で見劣りすることを否めない。

シャングリラホテル等のある一帯は
砂浜が整備されているが、
あれも人工的に作られたビーチ。


きれいな海を求めるなら、
高速船でランカウイ島まで足を伸ばすか、
欲を言えばさらにリペ島まで行くと望みが叶う。

なお、リペ島はマレーシアではなくタイなので、
船で国境を越えることになる。

タイ深南部と呼ばれる国境沿いは治安が悪いので、
陸路よりも船で行った方が安全。

ここまで来れば美しい海でダイビングを楽しむことができる。

となると、ペナンの役割は国際空港がある中継地だろうか?

単独で見るとつまらない街という感想しかないし、
二度と来ることもないだろう。

しかし、リペ島への中継地点としてなら
再訪の機会はあるかもしれない。

もっとも、その時はペナンの滞在時間を最低限にして、
できれば宿泊もなしにしたいとは思う。

空港とフェリー乗り場への移動だけで、
街中は完全にスルーして目的地でゆっくりするのが
理想的な旅路となるだろう。


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