マレーシアでは虫除けが必要?現地在住者の意見

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マレーシアでは虫除けが必要か?

実際に住んでみた感想としては、
住むのであれば必要。

クアラルンプールの公園

コンドミニアムの階数や周辺環境にもよるが、
1年目のコンドミニアムは高層階であったものの
3日に1回ぐらいは蚊が入ってきた。

おそらくエレベーターで
連れてきてしまっているものと思われる。

なお、マレーシアの住宅はドアの下に隙間があるため、
無視なら簡単に入れる。

それどころか、ヤモリがドアの下から
出入りしているのを見かけたこともある。

仮に部屋に入る時に細心の注意を払ったとしても、
それだけで完全に避けられるわけでもない。

このあたりは密閉性が低い住宅が
マレーシアの基本になっているので仕方ない。


2年目は別のコンドミニアムに移り、
目の前にちょっとした林があり、
さらに3階という立地。

この条件からして
明らかに蚊が多そうであることはうかがえるが、
実際には想像以上だった。

というのも、どういうわけか蚊が入ってくるのは夜が多く、
一晩で20匹以上の蚊を叩いたことも。

黒い三連星のように
三匹まとめて侵入してくるのを目撃したこともある。

そんな状態なのに網戸はなく、
窓を開ければ蚊が入り放題という状態で、
虫除けなしでは生活できなかった。

むしろムヒのような虫刺されの薬は
要らなくなったが。

正直、かゆみがすぐに消えるわけでもないし、
なければないでいいことが
マレーシアに移住してから判明した。


部屋選びの段階で蚊との遭遇頻度が10倍以上変わるので、
南国での高層階はこのようなメリットがある。

マレーシアのように網戸がない部屋が多い場合はなおさら。

このあたりは南国でも国によって事情が違い、
台湾は網戸が付いている部屋が多く、
タイはマレーシア同様に網戸は基本的にない。


また、蚊に刺されるのはかゆいだけではなく、
健康上のリスクもある。

蚊はすべての動物の中で
もっとも人間を多く殺しているとされる。

微々たる血を吸うだけでは命に関わらないが、
伝染病の媒介となるという意味で。

マレーシアならデング熱やチクングニア熱、
ジカウイルス、マラリア等が挙げられる。

実際、私の移住仲間はデング熱にかかったことがある。

命に別状はなく、
数日寝込んで治ったようだが、
異国の地で病気になるのは心細いもの。

クアラルンプールのように
日本語対応してくれる病院があればともかく、
そうでないと言葉が通じない不安もある。

私もマレーシアで病院に行ったことがあるが、
やはり片言の英語だけでは日本の病院のように
スムーズにはいかなかった。

むしろ、言葉より問題だったのは
検査結果を聞くためだけに指定された日に訪れたのに
担当医が休みの上に、情報が共有されていなかったこと。

結局検査の結果を聞くこともできず、
完全に無駄足に終わった。

このあたりはさすがのマレーシア・クオリティ。


何にしても、
虫除けを含めた蚊への対策は
快適さ以外に健康管理という側面がある。

では、日本から虫除けを持参するべきなのか?

わざわざそこまでの必要はないし、
当然マレーシアにも虫除けは売っている。

普通にスーパーに行けば買えるので、
それで効果としても十分。

身体に塗るタイプのものも売られているし、
ベープやアースノーマットのように
部屋に置いておくタイプのものもある。

私も部屋には電気式の虫除けを置き、
溶液がなくなったら買い替えている。


屋台で食事をするとか、
オープンテラスのカフェに長居する時には
スプレー式の虫除けを使っておいた方がいいかもしれない。

マレーシアは暑いので、
どうしても肌を出しがち。

表面積が広いので、
刺される場所も広範囲に渡る。

肌を隠せばリスクは減るが、今度は暑い。


特に周りに緑があるカフェについては、
気をつけていても足元を何箇所も蚊に刺されてしまう。

私自身はマレーシアで感染症にかかったことはないが、
単純にかゆみだけでも大きな問題。


ただし、旅行に来たときにまで
必ずしも虫除けが必要だとは思わない。

私もマラッカやペナン、イポーに行った時に
わざわざ虫除けを持参しなかったし、
現地で購入することもなかった。

短期であれば、
荷物を減らすことも考えると
なくてもいいと思う。

問題なのは、
時々ホテルの部屋に蚊がいて、
寝付けなくなることがあること。

こればかりはうんざりだが、
ホテルのフロントに言えば
虫除けを持ってきてくれることもある。

熱帯の東南アジアだけに、
虫が多いのはある程度仕方ない。

そこは割り切りも必要だろう。


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