アルゼンチンとブラジル、移住条件を比べると?

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ブラジル・アルゼンチンに移住した人に
それぞれスカイプで話を聞いてみた。

南米はいずれ住んでみたい場所の1つの反面、
あまり情報が多くはない。

候補としてもブラジルとアルゼンチンが有名というだけで、
それ以外のペルーやコロンビア、ペルーがどうなのかは
まったく分からない。

これらの国が移住先として不適格だから外したのではなく、
なんとなく知名度でブラジルとアルゼンチンを
連想しただけでしかない。

以前にアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスの
旅行記か何かを見た時には、
古いヨーロッパ風の街並みで意外だったことを覚えている。

南米と言えば、そんな浅い知識しかない。


実際にブラジルに移住した人の話では、
やはり治安は地域によって差が大きいらしい。

日本人を含む外国人が近づいてはいけないエリアもあるし、
彼自身は田舎の方に住んでいるので安全だが
サンパウロのような都会は決して治安がいいとは言えないということ。

この感覚はフィリピンに近いのかもしれない。

場所によって大きく安全度が変わってくるという意味で。


ただ、マニラの中にマカティやグローバルシティのような
外国人でも安全なエリアがあるのに対し、
ブラジルにもそうした場所があるのかは不明。

全体として治安が悪いと、暮らす上で厳しい。

わざわざ危険な場所に身を置きたいわけではないが、
これは実際に行ってみないと分からないところらしい。

人から話を聞いても、その人の主観次第なので。


統計データである程度国としての治安は分かるが、
フィリピンのように地域差が大きいとデータだけでは不十分。

ブラジルやアルゼンチンの都市別、
もっと言えば都市の中のエリア別のデータまでは
見つかりそうにもないので。

サンパウロのファベーラのように、
観光客が歩いて近づけるような場所ではない
貧民街があることは有名。

一方、外国人が安心して暮らせる地域があるかどうかが、
今後の住環境を考える上では鍵となる。


ブラジルとアルゼンチンなら
移住に向いているのがどちらか聞いてみたら、
やはりブラジルの方が昔から日系移民が多いので
適しているのではないかということ。

この辺は予想通りだった。

日本食レストラン等も
大都市であれば充実しているらしい。


彼の場合、就労ビザで入国・滞在しており、
私の場合には仮に住むなら他のビザが必要になる。

ちょっと調べてみた感じでは、
いまいち取れるのかどうか分からなかった。

他の国同様、
1年滞在するだけでもビザ取得はそれなりに面倒そうだし、
観光ビザでは90日しかいられない。

大使館に問い合わせてみたが、
今のところ返信は得られていない。


話を聞いた限りでは、
ブラジルに移住しても気候がいいわけでもなく、
治安も決して良くはなく、
物価が安いわけでもなく、
条件面ではあまりメリットを感じられなかった・・・。

インフラの整備もいまいちらしいし、
日本からも地球の裏側に近い位置なので移動が大変。

一時帰国をするにも、
アメリカやカナダ、もしくは欧州経由となる。

費用的にも体力的にもなかなかの旅路。

これまでのようにアジアに住んでいる時の感覚で
日本にやって来ることはできない。


とは言え、
まずは旅行でいいので南米には行ってみたい。

ボリビアのウユニ塩湖やペルーのマチュピチュは見たいし、
ブラジルやアルゼンチンも実際に現地を確認したい。

サンパウロ、リオデジャネイロ、ブエノスアイレスあたりは
一度視察しておきたい街。

その上で移住するだけの魅力があるか、
実際問題としてビザが取れるかを考えればいい。

少なくとも、
アジアの中で国を変えて暮らすのに比べると
どこかハードルを感じてしまう部分はある。

ただ、食わず嫌いで住める国を絞ってしまうのはもったいない。


どうせ手荷物だけで引っ越すなら
大して変わらないのかもしれないし、
ただ単に知らないからハードルが高く感じるだけかもしれないので、
ひとまず現地を実際に確認したい。

これは来年あたりか。


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追記、ブラジル・アルゼンチン行きのはずが・・・

フィリピンの自宅を引き払って、
特にルートも定めずに世界一周の旅に出た。

次に住む国の視察を兼ね、
オーストラリアやインドネシア、タイ等のアジア各国
チェコ、アイルランド、ポルトガル等のヨーロッパ、
北米のアメリカ・カナダをぐるっと周る際、
南米にも足を伸ばそうと思った。


が、問題が起きた。

ブラジルのビザの条件を調べてみると、
銀行の残高証明書が必要らしい。

すでにヨーロッパに入り、
頻繁にホテルや滞在する街を変えていたため、
残高証明書の送付を銀行に頼んでも受け取れない。

周る国や順番すら決めていなかったので、
郵便局に送ってもらうわけにもいかない。


そんなわけでブラジル入国のためのビザを取るのが難しく、
結局移住のための下見は断念した。

南米は北米からも距離があるため、
できれば効率よくまとめて周りたい。

そうなるとアルゼンチンも同様に見送りとなり、
南米視察は延期となった。


と言っても、これは移住対象から外れたというより、
ただ期間を先延ばしにしたにすぎない。

ブラジルにしろ、アルゼンチンにしろ、
いずれ訪れる国であるとは思う。

その時期が少しずれ込んだだけのこと。


アメリカ大陸は縦に長いので、
どうしても中南米はまとめたい。

そうでないと、
長距離フライトを何度もこなすことになり、
体力的にハードになりすぎる。

日常的に国境を越えていながら移動疲れがひどい体質のため、
このあたりは用意周到にしておかなくては(苦笑)。


ということで、
ブラジル、アルゼンチンを見てくるときには、
ついでにペルーやボリビアも行きたいし、
キューバにも寄る予定。

移住のための下見と旅行を兼ねて、
色々な街を見てこれればと思う。


アルゼンチンに移住した人に話を聞けた

ブラジル生活の人よりも見つかるのは遅かったが、
アルゼンチンに住んでいる人とスカイプで話すことができた。

その時に言っていたのは、
基本的にはヨーロッパの方が治安もインフラも良いが、
人の気性に魅力を感じたということ。

たしかにラテン系の国というのは、
ハマる人は本当にハマる。

これは南米まで行かなくても、
フィリピンでも同じことが言える。

フィリピン人女性にはまる日本人男性も多いが、
彼らは年に何度も、それも何年もフィリピンを訪れたりする。

日本に住みながらもフィリピンへの渡航歴が数十回になり、
このままいくと100回を越えることになりそうな人とも会ったことがある。


アルゼンチン移住者は東南アジアに住んでいる人と比べ、
何しろ会う機会が乏しい。

これまでも南米に住んでいる人と
直に話す機会はなかなか取れなかった。

ブラジルやアルゼンチンを訪れる時には、
そのような人との接点も作れれば面白い。

やはり生の声を聞くというのは意外な発見があるし、
単純に興味深いところ。

治安や物価、インフラ等の基本的な要素以外にも
思わぬ発見があったりする。

特に南米はアジアやヨーロッパ、北米に比べて
未知の要素が大きく、楽しみにしている。


追記2:ブラジル視察が決定

前回の世界一周の際には、
結局ビザの問題でブラジルを含めた南米行きは断念した。

その後は台湾で暮らしているが、
現在のコンドミニアムの契約が切れる来年から
再び世界を一周する予定でいる。

今回の行き先のメインは南米で、
そのついでにヨーロッパやスリランカにも寄るつもりでいる。

今回は南米がメインターゲットなので、
サンパウロは旅程に入れる予定。

他にもブラジルではリオデジャネイロやブラジリアも
訪れるかどうかを予定している。

アルゼンチンのブエノスアイレスも同様。

これらの街は移住先としての視察がメイン。


他にも、せっかく南米に行くので
ついでにペルーでマチュピチュを見たり、
ボリビアでウユニ塩湖を訪れたりするかもしれない。

何にしても、今回はビザを万全の状態にして
確実に南米を訪れておきたいところ。

マイルを使って世界一周航空券を取得する予定なので、
前回とは違ってあらかじめ旅程の決まった旅となる。

そのため、事前準備も整えやすい。

懸念材料である治安についても観察して期待し、
できれば現地に住んでいる日系人や
サンパウロ等で仕事をしている人と
話をする機会も設けられればと思っている。


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