以下はシドニー在住の小阪さんからの投稿
オーストラリアに行く前にやはり長期滞在で気になるのはビザの件だと思うのですけれども、学生ビザですと行く学校によって規定が変わります。
語学学校に行きたいのか、大学に行きたいのか、高校で交換留学があるのか、そういった基準によって手続きが違います。
フルタイムで学校に行きたい場合は学生ビザがでますのでそちらの基準に従って申請します。
今はもうほとんどネットでできるので、ネット申請をします。
私はワーキングホリデービザでシドニーに行ったのですけれども、ビザは大使館で自分でとるか、ワーキングホリデー業者がいらっしゃいますので、そちらに頼むこともできます。
業者さんだとお値段が色々差がありまして、私が見たところは50万円くらいでした。
その中でチケット含まないでビザの関係、現地に着いてからの家、それから仕事の紹介をしてくれました。
ただ私の感覚ですが、やはり業者さんを使ってまですることではないと思いまして、ワーキングホリデービザは申請のときもそんなに難しいことはありませんし、必要書類を揃えてオーストラリア大使館に提出する、それだけのことです。
ただオーストラリアに行ってから、日本人が手助けをしてくれるという心強さがあるかと思いますし、いろいろなセミナーがありますので、行った人の体験談ですとか、どうすればいいということを教えてくれることはありますけれども、費用を考えると50万円をオーストラリアに行ってから使ったほうがいいのではないかと思います。
仕事も紹介はしてくれますが決めるのは自分の力ですので、結局は自分で面接をに通るかどうかの世界で、紹介をしてくれたからといって確実に仕事が見つかるわけではありません。
語学学校の紹介もしてくれますが、紹介してくれる語学学校では日本人がわんさかいるところになってしまうので、そういった面ではマイナスです。
住むところ、家はさすがに自力で事前に決められないと思いますので、どのエリアに住みたいのか、クイーンズランドに行きたいのか、ヴィクトリアに行きたいのか、ノーザンテリトリーなのか?
それによって気候がまずぜんぜん違いますので、行く時期の天候と、どこにどのくらい滞在するのかぼんやりと考えていくと用意しやすいです。
私は車の免許を国際免許に書き換えて一年間の免許を持っていったのですけれども、結局使ったのはレンタカーを借りた一回だけです。
ただ車の運転が好きで、しょっちゅう使いそうな人は持って行ってもいいかと思います。
オーストラリアは田舎で道も広いので、外国人が運転するのも問題がないし、運転の機会も多く持てるかと思います。
車も非常に安いので、私の友人は10万円しないでセカンドハンドですけれども車を購入して乗っていましたので、車の購入も簡単にできます。
ただオーストラリアの車は古くて壊れやすいので、すぐ壊れることを覚悟して購入されたほうがいいと思います。
シドニーに移住する際に持って行くと便利な持ち物
食べ物はなるべく持って行ったほうがいいかと思います。
日本の食べ物は少ないですし、あっても高いので長く使えるもの、例えばわさびや生姜のチューブのものは、お料理するときに便利です。
私はお茶漬けを持っていって、ちょっと小腹がすいたときに食べていました。
オーストラリアのお米はあまりおいしくなくて、ちょっと粘り気がないのでふりかけをかけても余りおいしくないと思います。
あとはシドニーの下着とか、ズボンはサイズが基本的に大きいので、あうサイズのものがありません。
ズボンはウエストがあっても長さがすごく長かったりするので、日本で買っていったほうがいいかと思います。
例えばTシャツやスカートは問題ないのですが、そういったサイズが大事なものに関しては、日本のサイズのものがいいかと思います。
あとは電気製品はやはり日本で買っていったほうが、最新式で安いものが買えます。
傘なのですが、傘はオーストラリア人はほとんど傘を使わないです。
別に傘が売ってないわけではないですが、作りがちゃちいのですぐ壊れてしまいます。
すぐ壊れてしまうから、もしかすると使わないのかなという気がします。
日本の傘は丈夫ですので、折りたたみ傘でも持っていったらいいと思います。
ちなみにシドニーに日傘はありません。
たぶん日傘は日本だけのものではないかと思います。
もし普段から日傘を使っていて、日焼けが気になる方は使ったほうがいいと思います。
特にオーストラリアは日差しがものすごいですので、私も一年間でものすごく黒くなりましたけれども、メラニンとか紫外線がすごく強いといわれている国ですので、日焼け対策をきっちりしていったほうがいいです。
そういった意味では、日本の日焼け止めはとても性能がいいので、多めに持っていってもいいかと思います。
ものすごく長いシドニー滞在になるのであれば、文房具は日本製のものを持っていったほうがいいです。
オーストラリアのものは品質が悪いですし、すぐ壊れやすいので、シャーペンとかはさみは持っていったほうがいいかと思います。
さすがにノートは向こうにもありますが、品質が重要視されるものは日本製のものが確実にいいです。
女性の方は細かいものがないので、例えば洗顔料を泡立てる網、あぶらとり紙、かかとの角質をとる軽石のような細かい美用品はありませんので、そういったものも持ってきたほうがいいと思います。
あとは国際交流という意味では、日本の文化的なものを持っていったら喜ばれます。
折り紙やこまは手軽に持っていけるので、そういったものを持っていって現地の方との交流に使うのはよろしいかと思います。
あとは、100円ショップで売られているような手品のカード、そういったものもすごく子供たちは喜んでいました。