オーストラリアで遭遇した驚きの出来事


以下はシドニー在住の小阪さんからの投稿

オーストラリアで困った体験なんですが、オーストラリアを旅行している時は私はほとんどバスを使っていました。

オーストラリアはバスが発達していますので、大都市から大都市に移動する分には全く困りません。

一日に何本もバスはありますし、経路もかなり充実しています。

ただ小さい町に行くとき、ちょっとバスが少なかったり、行き方がなかなか地図にのっていなかったりします。

私は西側の町に行きたかったのですけれども、モンキーマイアという小さな町がありまして、そこにイルカを見に行こうと思ってどうやっていくのかが全くガイドブック等になかったので、自分で調べようと思ってバス会社に行きました。

バス会社さんのほうでは近くのある町まで行って、そこから小さいバスに乗り換えて下さいという、そういった手配もバス会社のほうでしますということだったので、すべてお任せ致しました。

その小さい町というところまでバスで行ったのですけれども、明け方の三時くらいにバスがつきまして、ここでおりて下さいと言われました。

ただ周りにはガソリンスタンドくらいしか店もありませんで、人も誰もいませんでした。

ですのでちょっと不安になりまして、どこでどうやって待てばいいのか聞いたところ、近くにトラックがありましてそこで待てばいいと言われました。

次のバスが六時なので三時間明け方に待たされる羽目になりました。

朝の三時でどうしても眠いのでそこで眠ってしまうのですけれども、そのトラックの荷台は牧場のトラックでして、たぶん羊か牛かなにかを飼っていた感じの汚いトラックの荷台で待つ羽目になりました。

六時になってバスが来るのかと思いきや牛乳配達のトラックがきまして、よくその人が私がモンキーマイアに行くとわかったなとちょっとラッキーだったのですが、どちらにしても周りに人がいないので私しかいなかったのですけれども。

その人がモンキーマイアに連れていくと言いまして、私はバス会社がバスではなくて牛乳配達のトラックを手配できることにすごく驚きまして、とりあえず連れて行ってもらったのですけれども、そういった体験を致しました。

オーストラリア、ブルームでの盗難

ブルームは海沿いの町なので海がとてもきれいなのですけれども、かばんをビーチで盗られまして自分も不注意だったのですけれども、かばんを脇においてTシャツを顔にかけて寝てまして起きたところ、かばんごと全部盗られてしまいました。

近くのゴミ箱ですとか、そういったところにかばんだけ捨てられてないか、いらないものだけ捨てられてないか見たのですけれどもやはりなくて、諦めてブルームから帰らなければいけなかったのですけれども、とにかくかばんを全部盗られてしまったのでお金が一銭もなかったのです。

持っているものはTシャツのみ。

水着姿の上にTシャツを着まして、バスに乗らなければいけなかったのですけれども、バス代もないということで困りまして、道で歩いているオーストラリア人にブルームでかばんを盗られましてという話をして、バス代としてオーストラリアドルで二ドルいただきまして、ホステルに帰りました。

お金はともかくクレジットカードですとか、コンタクトレンズですとか、銀行のカード、そういったものを全部盗られてしまったので、パスポートだけは運よくホステルのほうに置いておいたのですけれども、そういったものを再発行するために本当は二日の滞在を一週間延ばさなければならなくなりまして、ブルームに滞在しました。

あとから聞いたところ、西側のブルームという町はものすごく田舎でのどかなのですけれども、実はアボリジニーと呼ばれる原住民がすごく多くて治安が最高に悪いということでした。

よくよく見ると本当に黒い人が多くて、実は気をつけなければならないところだと気付きました。

やはりブルームという同じ所で洗濯物を盗られてしまいまして、洗濯物といっても高価なものは全く無くて例えばTシャツですとか、タオルですとか、水着ですとか、そういった安いものなのですけれども、それも盗られてしまいました。

ただちょっと気になるのが全部盗られた後に私の水着だけが裏庭に捨ててありまして、ちょっと物悲しい気分になりました。


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