※以下はシドニー在住の小阪さんからの投稿
オーストラリアでの免許なのですけれども、みなさん基本的に日本から出る前は国際免許証を取っていると思うのですが、オーストラリアの場合は日本の免許証で走る事が可能です。
ただ州によっては警察などに行って、正式な翻訳の書類を提出する必要があります。
国で定められた翻訳者のところに行って、自分の免許証を翻訳したものを持って行って正式な書類として認められると、日本の免許証と一緒にその翻訳書を車の中に置いておくと、公式な免許証として認められるので、わざわざ国際免許を取る必要がありません。
国際免許は一年に一回更新しなければいけないので、オーストラリアに移住して毎年日本に帰る事ができない人は、そういった形で日本の免許をオーストラリアで使えるようにしておくといいと思います。
州によっては日本の免許だけで走る事も可能です。
法に触れないので警察の人から停められたら、日本の免許証を見せてOKと言われることもありますし、この免許証は日本のだからだめという警察官も実はいます。
一度取った国際免許証を日本の免許証と一緒に持っておくと大丈夫です。
一応翻訳したものはオーストラリアに行ったら持っておいた方がいいと思います。
ちょっと免許の話から逸れるんですが、オーストラリアの免許を獲得する場所で、オーバーエイティーンカードというものが取れます。
十八歳以上ですという証明なんですけれども、バーやカジノのような十八歳以上限定のところに入る場合はパスポートを見せなさいとか言われるんですが、そのオーバーエイティーンカードは公式な証明、身分証明として扱われるので、それを持っていると便利です。
自分の身分証明として、免許場に行ってオーバーエイティーンカードを下さいと言って、オーストラリア移住した際は獲得してみてください。
免許のこぼれ話
車の話なのでけれども、オーストラリアは中古車が高い国です。
あまり質の良くない中古車が何十万円で売られています。
オーストラリアで中古車を買った場合なのですけれども、ロードワーシ（RWC)という車検みたいなものなのですが、免許試験場というところで車の状態をチェックして、直さなきゃいけない所を直すとか、そういったものもロードワーシを通すには必要になってきます。
中古車を購入する場合なのですけれども、元々のオーナーさんがロードワーシを通すのか、それとも自分が購入後にロードワーシを通すのかという事が値段にも反映されてきます。
何十万も払った車に、またさらに何十万か修理をしてロードワーシを通さなきゃいけないという可能性もあるので、購入する際はロードワーシは通しているのか、そのお金は元のオーナーさんが払うのか、それとも自分が通すのかという事を交渉してください。
もし元のオーナーさんが通すのであれば、何十万か払っても問題ないかと思うのですけれども、古い車にも関わらずロードワーシを通さない状態で、何十万も払って古い車を購入しないようにしてください。
その辺の交渉は、私の時は現地のオーストラリア人を介して行いました。
そちらの方がうまくいくと思います。
オーストラリアは車がないと生活が難しい国ではあるので、できれば早いうちに買いたいと思う人が多いかとは思うんですけれども、まずは現地で信頼できる友人を作って、そこから車探しを始めた方が確実です。
よく分からない状態でシドニーの中古車屋さんに行ったりとか、新聞記事を見てよく分からない状態で行ってしまうと、ぼったくられたりする可能性もありますので、信頼できる人を介して中古車を購入するようにしてください。
