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海外移住前にはどんな準備や段取りが必要か?
まとめておいたので、チェックリストとして
使っていただければと思う。
見落としがないか確認する段階なら
抜けているところがないかを確認できるし、
まだ実現まで道のりが遠い状態であれば
どんな段取りが必要かの目安になるかと。
なにはともあれビザ
![台湾の台南](https://ijuusya.com/tz0IMG_2664.jpg)
海外移住の準備で最重要事項の1つがビザの取得。
ただし、こちらは事前に取得しておく以外にも、
現地に渡航してからの手続きで問題ないのであれば、
後回しにできる。
今後の手続きがしっかり判明していれば、
事前の準備としては十分。
中には猶予期間が長い国もある。
たとえば、マレーシアや台湾は90日まで
ビザなしで滞在可能。
数回なら入出国を繰り返せば
通常は特に問題なく入国できる。
この方法で1年程度の時間は滞在できる。
私もマレーシアに移住した当初はこの方法で、
その後MM2Hという退職者ビザを取得した。
見方を変えれば、
1年程度のロングステイなのであれば、
わざわざビザを取得しなくても
マレーシアや台湾には住めることになる。
生活費と収入の確認
![ブダペスト](https://ijuusya.com/uuIMG_7785.jpg)
日本は世界一物価が高いと言われるが、
実際に海外各国を周るとそんなことはない。
ロンドンやシドニー、ヘルシンキ等、
同じ生活レベルなら物価がより高い街はいくつもある。
以前にオーストラリア在住の人に何人か話を聞いたことがあり、
その中に生活費が東京時代より下がったという人が射た。
不思議な話だと思って聞いていたら、
ケアンズでルームシェアをしながら自炊しているということ。
東京時代は一人暮らしで、外食も時々していたのが
ライフスタイルを変えて節約することで
若干支出が減ったということ。
一人暮らしとルームシェアが同水準の生活とは捉えがたいし、
実際オーストラリアで一人暮らしをすると家賃は高くつく。
こういった現実は把握しておく必要がある。
海外移住をした後で、
生活レベルを落とさないとやっていけないことが判明しても
何をしにその選択をしたのか分からなくなりかねないので。
一方で、生活費という支出面に対して
収入面、仕事面の問題もクリアしておく必要がある。
こちらはビザとも連動している項目で、
チェックリストの中でも2大重要項目となる。
ありがちなのは、現地で仕事を見つければいいと思って来たものの、
現地採用の給料の安さにうんざりすること。
特に物価の安い新興国の場合、
給料も安く設定されている。
それでも現地の人よりは高いのだが、
外国人らしい暮らしをするには不十分だったりする。
また、社内外の駐在員との格差もあり、
相対的に貧しさを感じる機会が多いのを
嘆く現地採用の人もいる。
役所で必要な手続き
![](https://ijuusya.com/ty1IMG_0121.jpg)
日本側の手続きは段取りを組むほど難しくない。
まずは市役所(もしくは町役場や村役場)に行き、
海外に引っ越す旨を申告。
そうすると、住民票を抜くための手続きとか、
住民税についての説明、
国民健康保険の返納等をすることになる。
手続きの際には、
印鑑と、持っている場合には国民健康保険証の持参が必要だった。
あとは移住先の日本大使館または領事館で
在留届を提出しておくだけ。
あっけなく手続きは完了する。
むしろパスポートの取得の方がずっと時間がかかった。
持ち物はあまり気にせずに
![](https://ijuusya.com/tz3IMG_3090.jpg)
持ち物のチェックリストも作ろうかと思ったが、
実はそこまで重要なものではない。
仕事道具がある場合には、
それらを持っていくことは必要だが、
プロとしてそれを忘れる人はいないだろう。
それ以外で必要なものは、ほぼない。
服なんてどの国にも売っているし、
無人島に行くわけでなければ生活用品は売られている。
数少ない持っていった方がいいものとしては、
世界対応のプラグ。
これは日本製が軽量でコンパクト。
それと持病がある場合は薬。
女性なら移住先で手に入るかわからないので
美容関連のグッズは持参しておくと無難。
以前にセブに住んでいた女性は、
思うようなメイク落としが見つからないとこぼしていた。
なお、マニラでは見つかったらしい。
国によっては予防接種が必要な場合も
アフリカや南米等の一部地域へ渡航する場合、住むのではなくても予防接種を受けなければいけないことも。
迷うのは、必須ではない場合。
たとえば、私が住んできたフィリピンやマレーシアは
移住や渡航に際して義務付けられた予防接種はない。
しかし、マラリア等を心配するのであれば、
あらかじめ予防接種を受ける手もある。
必須のチェック項目というわけではないが、
一応予防接種も一度は検討した方がいい事柄に入るだろう。
なお、私の周囲の日本人を見ていると、
マレーシアでもフィリピンでも子供を除くと
基本的に予防接種は受けていなかった。
その結果として重い病気にかかった人もいないし、
私自身も特に予防接種は受けていない。
移住は難しかったのか?
![ブダペストのレストラン](https://ijuusya.com/taIMG_9694.jpg)
こうしてチェックリストを作ってみると、
要点としてはビザ、物価の把握と収入源の確保、
役所での簡単な手続き、最低限の持ち物ぐらい。
子供がいる場合には、
教育や年齢によっては予防接種の問題もからんでくる。
私のように独身で、
なおかつ自分のビジネスを持っている場合には
海外移住は思いの外簡単だった。
今までマレーシアとフィリピンに住んだが、
最初はビザなしで渡航。
その後にビザを取得した。
マレーシアだと前述のように退職者ビザのMM2Hを、
フィリピンだと永住権のクオータビザを取った。
そして、次は台湾で1年暮らそうと計画している。
こちらは最後までビザなしで通す予定。
移住というと大掛かりな感じがするが、
要は国を越えての引っ越し。
条件さえ整えば、実はあっさり行える。
しかも家具付きのコンドミニアムに住む前提なら
荷物もおのずと絞られる。
そう考えると、
日本で東京から福岡に引っ越すような
長距離の転居よりも楽な部分すらある。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
![](https://ijuusya.com/wp-content/uploads/m12_142017.jpg)
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
![](https://ijuusya.com/immigrate-book.jpg)
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
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