東欧のベストシーズンが夏という説への反論



一般的には東欧のベストシーズンは7月から8月で、
ヨーロッパのバカンスシーズンである夏とされる。

しかし、実際に毎年訪れている限り、
この考え方には大きな問題を感じる。


主なポイントは2つで、
1つ目は移動の不快さ、
2つ目はヨーロッパ人と日本人の感覚の違い。

ということで、まずは1つ目のポイントから。


気温は東京と変わらない

ハンガリー・エゲルの広場
今年のヨーロッパの旅では7月に東欧、ハンガリーに到着した。

クロアチア・ザグレブから鉄道で国境を越え、
南部のペーチュという街で一度下車。

30分ほど鉄道に遅れがあったが、
次に乗り換える鉄道が来るまでには十分に時間があった。

昼食を取ろうと思ったが、
駅の中にあるレストランかバーは暗く、
店が閉まっていた。

駅を出てみると思いの外田舎で、
駅前にスーパーがあるだけ。

しかし、そこも店内は薄暗く、
エアコンも効いていなかった。

とりあえずチョコバーとヨーグルトを買って出てきたが、
駅に戻ってチョコバーを開封すると暑さで溶けていた。


この日の最高気温は34度。

外気より若干涼しいかどうかぐらいの店内では
チョコバーは無事に原型をとどめることができなかったらしい。


そこから目的地ペーチュ行きの鉄道に乗ったが、
驚くことにエアコンが付いていなかった。

東欧のエアコンがない鉄道

窓も大きく開かないタイプで、
とにかく車内は蒸す。

人がまばらでガラガラだったのは救いだが、
車内の室温は40度を越えていたと思う。

ただ席に座っているだけなのに、
汗だくになって来ていたシャツが肌にまとわりついて気持ち悪かった。


ザグレブからペーチュという区間は、
東欧の旅の中でもマイナーなエリア。

ここだけなのであれば、
旅の時期を左右するほどの出来事ではないかもしれない。

しかし、実際はブダペストとエゲルの間も
同様にエアコンの付いていない長距離鉄道だった。

この区間は全線そうなっているのか、
一部の車両だけなのか走らないが、
40度越えで蒸し風呂状態で移動するのはきつい。

しかも、到着したらしたで、
気温は30度を越えていて観光で歩き回るのには向かない。


これが東欧のベストシーズンが
真夏ではないとする理由の1つ目。

東京の夏よりも湿気は低いものの、
気温は同じレベルまで上がっていくため、
外を歩き回るだけでも相当に体力を消耗する。

しかも移動時にエアコンも付いていないとなれば、
熱中症にもなりかねない。


ヨーロッパ人の感覚は独特

ヴロツワフの旧市街広場
なぜ東欧も含めたヨーロッパで
夏がベストシーズンとされているのか?

その理由の一端は、彼らが極端に日光が好きだから。

たとえば、真夏のロンドンのハイドパークでは
芝生の上で水着になって寝そべっている人が多数いた。

そんな彼らがバカンスを利用して
東欧も含め様々な国に出かけていく。

さんさんと太陽光が降り注ぐ時期を彼らが好むのは、
北欧やイギリスのような緯度の高い国だと
冬の日が短いことへの反動でもあるだろう。


しかし、日本人の感覚ではどうだろう?

紫外線対策に頭を悩ませる女性も少なくないし、
日が長いことを極端にありがたがる傾向もない気がする。

そうなってくると、
ベストシーズンとされる夏に東欧に行っても、
人が多くてホテル代や航空券代がかさみ、
ホテルは満室の場合も増えてくる。

そんな状況が理想的だろうか?

最近はAgodaやエクスペディアのような
ホテル予約サイトの発達で人気のホテルから
埋まっていく傾向にある。

ハイシーズンに行くということは、
外れのホテルで我慢しなくてはいけない可能性が高まるということ。

それよりは、
適度に温かく、あるいは涼しい春や秋の方が
日本人にとってのベストシーズンだと感じる。

街歩きをしても大量に汗をかくことがなく、
うだるような暑さと戦う必要もない。

ホテルもそれなりに空いているし、
レストランも満席でごった返している夏場よりも
丁寧なサービスを受けられる。


ついでに言うと、
夏の東欧はかなり日が長い。

たとえばチェコ・プラハの8月の日没は午後8時40分頃。

日が沈んでもしばらくは明るいので、
本格的な夜景を楽しむには夜9時半以降に限定される。

私も夏のヨーロッパは何度か行ったが、
最初のうちは明るい時間帯に動き回れて嬉しい。

しかし、徐々にもメリハリのなさに飽きてきて、
夕食時には日が沈むぐらいがちょうどいいことに気付く。


北欧程に日没が遅くはないにしても、
東欧も夏は日が長い。

それは夜景を楽しむ機会が減るということであり、
必ずしも望ましいとは言えない。


以上のことを踏まえると、
5月〜6月の春の東欧、
または9月〜10月の秋がベストシーズンと
個人的には考えている。

冬は寒さが厳しいエリアなので、こちらは論外。


冬に東欧に行くぐらいなら、
バカンスを楽しむ人で混み合う真夏の方がいい。

そして、夏よりの春や秋はそれを凌駕するほどに心地よかった。



最後に

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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