ベルリンやドイツ諸都市に移住しなかった理由



ベルリンは移住先として人気だし、
フランクフルトやミュンヘン、ニュルンベルク、ケルンも
下見に行ってみて魅力的な街として映った。

しかし、ドイツに住むかと言われると、
なかなか難しい問題もある。

まず住環境としての魅力については、
ベルリンは先端的な価値観や技能を持った人が
世界各地から集まる街の1つとなっている。

こうした場所は時代の移り変わりとともに変遷するが、
現代においてはその1つがベルリンとされる。

そうした場所に身を置くのも面白いだろう。

これまでは東京で暮らしたり、
フィリピンやマレーシアに移住したりしてきたが
世界の中でも変化の最先端に立つ街に住んだ経験はない。

そうした価値観に触れてみるのは興味深い。


フランクフルトは川沿いが美しく、
移住するなら街中よりもこのエリアの方に惹かれた。

ドイツでも最大の空港を擁し、
フライトでヨーロッパ各国に飛ぶにしろ、
アジアや北米への長距離フライトにしろ
便利な街になっている。

少々分かりづらい電車ではあるが、
空港まで電車で行けるのもポイントが高い。

利便性を考えると、
このフランクフルトがドイツの中でも
移住先としてもっとも魅力があるかもしれない。


ニュルンベルクは城塞都市で、
周りには自然も多い。

現在も城壁が残り、
その意味では個人的にもっとも心が惹かれる街でもある。

ベルリンやフランクフルト、ミュンヘンに比べると
どうしても多少マイナーな街という印象はあるが、
別に大都市に住む必要があるわけでもないので、
自然環境とのバランスも踏まえるとベストな選択の1つに思える。


最後にミュンヘンについては、
少々治安面で不安は感じたものの、
こちらも街の利便性、市内交通の充実に加え、
マキシミリアン議事堂を見に行った時に通った
イーザル川沿いは自然に溢れていた。

また、ピナコテーク・デア・モデルネや
ノイエ・ピナコテークがあり、
美術館が充実しているのも生活の彩りに嬉しい。

ちなみに、ノイエ・ピナコテークには
ゴッホのひまわりも収蔵されている。


他にもヨーロッパで日本人が多数住む街として
デュッセルドルフもあるため、
比較的和食が充実しているのも嬉しい。

ドイツは料理も美味しく、
各国の料理が楽しめるのはもちろん、
シュパンヘルケルやシュパーゲル、
マウルタッシェ、カトッフェルズッペ、フラムクーヘン等の
地元料理も美味しい。

食事が合わないと移住してから苦しむのは
マレーシアに住んで痛感したこと。

その点、ドイツは問題がない。


ビザの面での朗報

ミュンヘンの建物
ドイツはSOHOビザが取りやすく、
私のように自分のビジネスを持っていて、
現地で就職する気がない者にとっては優しい環境。

小規模な事業者も含めて誘致する姿勢があるため、
その意味でビザが取りやすい国の1つになっている。

ヨーロッパ内では他にもオランダが
ビジネスビザの発給基準がゆるいとされるが、
ドイツの中でもベルリンは役所が積極的という話も聞いた。

本格的に移住するとなれば、
当然ながらビザの問題はクリアする必要がある。

旅行者として入国した場合、
ドイツを含めたシェンゲン圏全体で
半年のうち90日以内しか滞在できないので。

つまり、半分以上の期間は
シェンゲン圏以外で過ごさなくてはならない。


そのため、移住するならなんらかのビザは必須で、
年齢的にリタイアメントビザが取れず、
雇われる気がないのでワーカービザも取れない私には
SOHOビザが取りやすいのは嬉しい限り。


ただし、無駄な手間も発生する

マキシミリアン議事堂
それだけ条件が整っているのにドイツに移住しなかった理由は、
SOHOビザを取るのに無駄な手間がかかるのが1つ。

というのも、複数の現地企業からの推薦状が必要になったりするので、
そこのコネ作りから始めなくてはならない。

これは日系企業でもいいわけだが、
わざわざドイツに籍を置く法人との関係づくりは
本来の私の仕事の範疇を越える。

というより、まったく無関係なこと。


そこに時間と労力をかけるというのは、
もはや本業をおろそかにすることでしかない。

そう考えると、
わざわざビザのためにコネを作り、
推薦状を出してもらえる関係になるというのも
なんだかおかしな話。


ビザがあれば何年も住むのか?


これまでも海外暮らしをしてきたが、
基本的に1つの街に住むのは長くて1年と思っている。

ベルリンでSOHOビザが取れても、
永住を前提にして暮らすわけではないし、
5年・10年という単位も想定していない。

では、仮にベルリンに最初に移住したとして、
次はミュンヘンやフランクフルトのように
ドイツ国内で移動するのだろうか?

答えはわからない。


なにしろ、ヨーロッパの中には魅力的な街が数多くあり、
ドイツでビザを取っておいて、
パスポートチェックのないシェンゲン圏で移動し
ハンガリーのブダペストやポーランドのワルシャワ、クラクフ等に
住むという選択肢も出てくる。

こうなると、ドイツでビザを取りながらも
ないがしろにする可能性も十分にある。


また、ベルリンもフランクフルトも冬の寒さが厳しく、
気温が氷点下になるのは日常茶飯事。

そうなると、冬だけでも温暖なポルトガルやマルタで
4ヶ月ほど過ごしたい気もする。

こうなると、もはや1年単位で暮らすことも厳しくなってきて、
徐々にドイツに移住しない方向へ気持ちが傾いてくる。


ビザなし滞在と比べると

オープンテラスのカフェ
ドイツはビザなしでも90日までいられるし、
半年のうち90日という制限なので
1年で最大180日までは滞在可能。

そうなってくると、
半分はアジア、半分はドイツを含むヨーロッパという生活も可能。

部屋を固定で借りると管理が大変だが、
ホテル暮らしをしたり、airbnbを使えば
現実的にそうした生活は可能になる。


実際、現在の私はホテル暮らしをしているわけで、
その状態で毎年ヨーロッパで3ヶ月弱を過ごしている。

たしかにバンコクやマニラからヨーロッパに飛ぶと
片道13時間ほどかかることになり、
移動はなかなか大変。

しかし、SOHOビザを取る手間と比較すれば
割に合わない選択ではないと感じている。


本格的な移住ばかりが選択肢ではなく、
気候の良い時期に好きな街を思う存分巡るのもいい。

そうした生活を数年続けてきた結果、
いまだにドイツに移住していないのだが、
未来は未定。

これから定住生活に戻りたいと思った時には、
選択肢の1つになるだろう。



本音を言うと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
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