
ドイツのフランクフルトからハリファックスへのフライトは、二日酔いの状態で搭乗することになってしまった。
その前日にビールを飲みすぎてしまったのが原因で、実を言うとチェコのプラハを出てからしばらくの間、お酒を飲むのはやめようかと思っていた。
しかし控えようと思っていたビールではあるものの、せっかくビール大国のドイツに来た以上、少しは飲んでおこうと思い、結局2日連続で飲んでいて、2日目に至ってはちょっと自分の適正な酒量を超えて飲んでしまっていたので、ジョッキ3杯でかなり悪酔いしてしまうことになり、翌日は朝起きた時からかなりお腹の辺りが気持ち悪くなっていた。
悪いことに、空港に向かう途中で徐々に頭が痛くなってきたりして、明らかに二日酔いの症状が現れ始めた。
こうして翌日になってもお酒が残っている状況は、約半年ぶり。
ここ最近、アジアにいる間はほとんどアルコールを飲むことがないので、そもそも自分にとって差し障りのない酒量がよくわからなくなってきて、以前と比べてお酒に弱くなったことだけはなんとなく認識している。
マニラにいる時には、ジョッキ2杯のビールで翌日に若干アルコールが残っていたこともあった。
そういったこともあったので最近は自重していたものの、プラハでは毎日ビールを飲んでいたし、それでもそこまで体調が悪くなることはなかったので、少し脇が甘くなってたのかもしれない。
しかも、カナダまでのフライトは7時間以上あったので、もともと純粋な移動だけでも体への負担は決して小さなものではなかった。
その状況に二日酔いが重なったので、機内ではかなり厳しい状況になるかと思いきや、そこまで悪化することがなかったのが幸いではあった。
しかしながら、飛行機が空港に到着してから、またイマイチ体調が優れず、その日は夜の6時頃に飛行機自体は到着して、その後税関を抜けたりするのに時間がかかり、なんだかんだでCambridge Suites Hotelに到着したのは8時半だった。
時差ボケと二日酔いと長距離のフライトという3つの要因が重なって、結局翌日になっても若干頭が重い状態が抜けず、強風と雨が降っていたこともあって、初めてのハリファックスをほとんど見ることもなく、1日の大部分をCambridge Suites Hotelの中で過ごしていた。
こうして考えてみると、もう少しだけビールの量を控えておけば、それだけ肉体の快適さを保てたわけだし、海外で暮らしていく上で体調管理は非常に重要な項目の1つなので、若干反省点でもある。
とはいえ、今回北米に来て、もうお酒を飲むことは基本的にないはずなので、その点に関して言えば、ここからしばらくの間をかけて徐々に取り返していくことはできると確信しているし、またアジアに戻ってからも同様に、基本的にはビールを飲んだりすることはないと思うので、タイミングが悪いところで羽目を外してしまったというぐらいの認識でいいのではないかと捉えている。
普段からこうしたぐだぐだな感じで暮らしているのであれば問題ではあるものの、あまり節制ばかりしていても疲れてしまうので、適度な息抜きは必要。
その範囲内に収まっているのではないかと思ったが、間の悪さは否めなかった。