南の島への海外移住の現実的な3つの落とし穴を体験者が語る



海外移住先に南の島を選びたいという話を聞くことがある。

私自身、フィリピンのセブ島でコンドミニアムを借りて
住んでみた経験があるし、
タイのプーケットやマレーシアのペナンへと
今後住む可能性を考慮しつつ見に行ったこともある。

香港で会った女性は、
子供と一緒にバリ島に移住予定と語っていて、
どうやらそれは実現したらしい。

住みたい街ランキングではハワイが上位の一角を占めるし、
南の島で暮らしたいというニーズは相当あるのだろう。


美しい海を一年中眺めたいとか、
いつでも泳げる環境で暮らしたいとか、
サーフィンやマリンスポーツを好きなだけ楽しみたいとか。

そうした願望を持っている人は多いと思う。

海外生活を求めたりしていなくても、
鎌倉や湘南の海沿いで暮らしたいと考える人もいる。

それだけ海には魅力がある。


しかし、現実的に考えたときには、
また違った面も見えてくる。

セブで暮らした体験も踏まえながら、
現実的な落とし穴を見ていこう。



南の島は物価が高い

ベトナム・ダナン
外国人に人気のある島に関して言えば、
総じて物価は高騰している。

というのも旅行者価格、リゾート価格に設定されているため。

たとえばセブのマクタン島の有名リゾートに泊まれば
一泊3万円程度するのは普通。

シャングリラやモービックホテル、プランテーションベイのような
有名リゾートは先進国と変わらない。

abacaリゾートに泊まったときには一泊が9万円を越えていたが、
それでも予約を取るのが難しいほどに人気がある。


たとえ新興国でも先進国と変わらない物価になりがちで、
海外移住をして安くで暮らしたいと思っている人に
南の島の物価は不向きな部分がある。

もちろん、リゾートを離れれば物価も変わってくる。

屋台でフィリピン料理を食べれば、
一食を200円程度で済ませることも可能。

レストランに行っても、
首都マニラとセブなら同程度。

一見するとセブの方が安めに見えるが、
実は出店している店のグレードが低いだけ。

分かりやすいのは、
マニラのマカティ市にあるグリーンベルトと
セブシティのアヤラセンターのテナント。

グリーンベルトで最高級価格帯の店ではなく、
安めの店がアヤラセンターに出店している。

つまりレストランの物価自体で見ると、
マニラとセブの間で大きな差はない。


コンドミニアムの価格については、
セブが多少割安という程度。

これは海沿いの物件に限定した話ではないし、
むしろビーチが近い物件はマニラのたいていのところより
割高な家賃設定がされている。


セブ以外の例に目を向けると、
ペナンはマレーシアの中でも不動産価格が高騰した街で、
クアラルンプール以上とも言われる。

土地が限られていることもあり、
生活コストは家賃を中心に上がる。


ハワイの物価がアメリカの中でも高いのは有名な話。


南の島に海外移住をするのなら、
それだけ多くのランニングコストが
日々かかることは覚悟する必要がある。



生活の利便性にも問題が


島という性質上、
どうしてもインフラは弱くなりがち。

たとえばタイのバンコクの地下鉄やスカイトレインは
日本人でも安心して乗れるだけの清潔さと安全が確保されているが、
プーケットにそうした公共交通機関はない。

タクシーが足になるが、
温厚な人柄で知られるタイでも
タクシードライバーはしばしば面倒を起こす。


まして、他の国に行ったらどうか?

私はかつてマレーシアで2年暮らしたが、
この国はタクシートラブルが極端に多かった。

ペナンについても例外ではない。

こんなところに住んだら、
移動するのも気が重くなってしまう。

いくらタクシー代が安いと言っても、
そのメリットを打ち消して余りあるだけの態度の悪さ、
時には身の危険すら感じる安全上の問題を抱えている。


また、南の島の中でもあまりメジャーじゃない島だと、
買い物をしようとしても島内では済ませられないことも。

わざわざ近くの島まで行って、
ショッピングをしなければいけないこともある。

日本なら取り寄せたりもしやすいが、
海外だとそうしたサービスが普及していなかったりするので。

AMAZONで取り寄せればいいと思うかもしれないが、
実はAMAZONが進出していない国もあり、
フィリピンもその1つ。

一部の商品は海外発送に対応しているので、
配送料を追加すれば送ってもらえる。

ただし、これは一部の商品だけ。

私がセブ在住時に注文しようとして
PHILIPSのシェーバーはダメだった。


こうした不便さは南の島ではありがちだし、
場合によっては海外に旅行に行くのも大変な場合が。

島の中に空港があり、
ある程度の数の国際線があればいい。

しかし、そうでないと首都を経由しないと
どの国にもいけない場合がある。


セブには国際空港があるが、
意外にもバンコクへの直行便はなかった。

ただ、セブはリゾートであるだけではなく、
フィリピンで2番目の商業圏でもあるため、
島の中で基本的な用事が完結する程度に便利なのは助かった。



移住しても南の島に飽きないか?

ダナンのミーケービーチ
短期の旅行と違い、
長期的に暮らしてもその環境に価値を感じられるかという点は、
意外に見落とす人がいる。

新しい一歩を踏み出すことは快感でも、
それが続いたら興味を失ってしまうこともある。

美しい海が徒歩5分のところにあっても、
移住して半年もすれば見に行くことすら
めったになくなるかもしれない。


プーケット在住の知人は、
「海は泳ぐところではなくて、眺めるところ」と語っていた。

彼の自宅は眼下に海が広がり、
水平線も見渡せる高台にあった。

これは津波対策でもあり、
以前にプーケットで津波被害に遭ったこともあって
今は高台の自宅を選んだらしい。


海を部屋から眺められる家は、
当然ながら賃貸にしても家賃が高いし、
購入するにも物件の値段は高騰する。

そうなると、南の島に海外移住するとしても、
目の前が海の物件に住む人はごく一握り。

では、わざわざ海まで行くか?


私もセブに住んでいたときには、
わざわざタクシーに乗ってまでビーチに行くことは、ほぼなかった。

海外では歩きづらい街も多い。

歩道が整備されていなくて危ないとか、
道が泥だらけとか、
治安面で心配があるとか、
野良犬がいて怖いとか。

そうした困難を越えてまで、
わざわざ日々の生活の中で海を長めに行く時間を確保するか?

こうしたことを考えると、
利便性の高い街に普段は住んでおいて、
年に一度ビーチリゾートを楽しむという代替案も出てくる。


とは言え、ある程度のロングステイの経験を経ないと
長期的に南の島を楽しめるかどうかは分からない。

そうした意味では、
実験的に引っ越してみるのもありだろう。

自宅を購入したりしなければ、
飽きたら別の街に住む選択肢もある。

職場の関係で住む場所の自由がない人もいるが、
そうした制約がないのであれば、
移住後に同じ街に住み続ける必要もないわけなので。



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本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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