海外放浪の旅に憧れを抱くきっかけとなったスナフキン

北アイルランドのベルファーストという街から北上し、
緑が豊かな丘を眺めている時によみがえった記憶がある。

子供の頃、テレビでやっていたムーミンを見て、
スナフキンにあこがれていた。


どこに定住するわけでもなく、
常にふらっと現れては
しばしの滞在の後に去っていく姿。

気負いもなく、旅を続けるその様子。

物静かで、それでいて常に動き続ける生き方。


こうして考えてみると、
私の深層心理には旅を続ける生き方へのあこがれが
子供の頃から植え付けられていたのかもしれない。


そんな生き方は、
手からエネルギー波を出す漫画と同じぐらい
現実離れしているものとして、
いつしか意識にのぼることすらなくなっていた。

あくまでフィクションの中での話で、
実生活においては無縁な話だと切り捨てて。


しかし、
各国を転々とする生き方については、
すでに実現している。

無理に決まっていると切り捨てた、
常識外だと知ったかぶりをした自分を笑ってやりたい。

お前の知っていた常識なんてそんなものだったと。

賢そうに見せたところで、
狭い世界に囚われた中での常識だったと。


この数年、私の中で旧来の常識は崩れる一方だった。

周囲に規格外の人ばかりが増えていったし、
私の身を置く環境も変化が続いていたので。

次々に海外法人を設立し、
その数が2年ほどで10を越えた人もいる。

世界の複数の国に自宅を持つ大富豪は、
プーケットの自宅に招いてくれた上、
夜が更けるまで3日にわたって人生観について語ってくれた。

マレーシア、フィリピン奥地、コソボと
死に場所でも探すように移動し続ける移住仲間も。

日本で7つの企業を保有しつつ、
それぞれの会社に社長を置いて現場を任せ、
自身はシンガポールから各企業を監督する強者も。

タイ人やフィリピン人と結婚し、
幸せそうな人も、別居している人も、離婚した人もいる。

日本で役員を務めていながら、
バンコクに進出して次々に新規事業に着手しつつ
タイ人の彼女を作って生活を満喫する人もいる。


それは常識が壊れるわけだと思う(笑)。


結局のところ、
社会的な「常識」は挑戦しない人にとっての「常識」だったりする。

そこから外れた生き方なんて、
実際にいくらでもあるのだから。


そこで、今回は1つワークというか提案を。

あなたの1年後、3年後、5年後について、
2つの未来を描き出してみてほしい。

1つ目の未来は、
このまま何も変わらずに過ごした場合。

つまり順当にたどり着くはずの未来。

過去と現在の延長線上にあるものなので、
サラリーマンであれば周囲の先輩社員等を見れば
リアリティーのあるイメージがつくはず。


2つ目は、
理想とする未来のイメージ。

これは1つだけではなく、
ある程度現実に根ざしたもの、制約を取り払ったもの等、
複数作ることが可能となる。


自分が向かいたい場所のイメージがある場合とない場合、
どちらが理想に近づけるかは明白。

思考が現実化するとかどうというレベルの話ではなく、
本当に得たい生活なんて意識して考えてみないと、
意外に分からないものなのだから。


PS.
子供の頃にスナフキンにあこがれて今の生活があるなら、
全裸のカバの方にあこがれていたとしたら、
今頃ヌーディストビーチにでもいたのだろうか。

一歩間違えなくてよかったと思う一方、
人から見たら大差ないような気も・・・。


この推測だと、
服を着ないでシルクハットだけかぶっている
ムーミンパパにあこがれていたら、
完全にアウトな未来にたどりついたのだと思う(笑)。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


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