
フィリピンにはビザなしで1年住める。
正確には、入国の際にパスポートに観光ビザのスタンプが押され、
それの更新を繰り返す形になる。
期間は最初は21日、次は39日と決まっていて、
その後は30日または60日から選ぶことができる。
タイミングによっては、
外国人登録(ACR)や身分証明書(I-card)を取ったり、
フィリピン滞在が半年程度になってくると
短期滞在者証明書の取得も必要になり、
出国の際には出国許可証も用意しなければいけない。
この辺の手続きはイミグレで行うことができるが、
正直言って面倒以外の何物でもない。
フィリピンといえば役所がいい加減なことで有名だが、
聞いた話ではフィリピン第2の汚職官庁が出入国管理という。
ちなみに、1位は内国税庁らしい。
ということで、
自分で行くのはストレスにしかなりそうにないのだが、
実は観光ビザの更新は業者に依頼できる。
外国人登録やI-card、短期滞在者証明書、出国許可証も
依頼すれば取ってきてくれる。
私はフィリピンに苦行に来ているわけではないので、
この辺の面倒な手続きは依頼することにした。
やりたくないことに時間を取られるよりも、
自分の好きな仕事をする方がいい。
更新された観光ビザはパスポートに押されるので、
1日パスポートを預けることになる。
そこで、最初は相手の会社に行ってみることにした。
家までパスポートを取りに来てくれると聞いたが、
やはり所在地は確かめておきたいので。
訪れてみると、
きちんとした会社だった。
マカティの一等地に建ち、
社内でもしっかり人が働いている。
この会社、元々は不動産の取り扱いがメインだが、
しっかりフィリピン側からの免許等も取っている。
これなら安心だろうということで、
観光ビザの更新を任せるべく、パスポートを預けた。
少し不安な気もするが、
パスポートのコピーなんて
ホテルに宿泊するだけでも取られるもの。
今回はパスポート原本ではあるが、
信じて待ってみよう。
金曜日に依頼して、
週が開けた所でパスポートは無事に戻ってきて、
中には更新された観光ビザが押されていた。

わざわざコンドミニアムまで渡しに来てくれるし、
とても便利で助かる。
役所の手続きとかは嫌いな分野なので、
そういったことに関わらずに済むのはいい。
次回からも依頼しようと思う。
わざわざ、自力で全部の手続きをする必要はないので、
上手に人の力を借りながら。
これが海外生活を楽しむコツの1つでもある。
ちなみに、フィリピンの場合には人件費が安いので、
基本的に人に任せられることは任せた方が早い。
今回の観光ビザの更新に限らず、
部屋の掃除や料理等は人に任せている。
こうした雑事から解放されつつも
低コストで生活できるのはフィリピン生活の大きな利点。
海外に移住するのは本当に難しいのか?

日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。

電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
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