名所があると聞き、行ってみることにした。
巨大なモニュメントがあるらしい。
すでに移住先となるコンドミニアムもマカティで見つけたし、
あとは部屋の用意ができるまで待つだけ。
マニラに住んでもケソンに来ることはあまりなさそうだし、
この機会に訪れておくことにした。
午後5時頃、ケソン・メモリアル・サークルに到着。
周囲をぐるりと回って入り口にたどりついたが、
文字通り円形の広場になっていて、
周囲は5車線ぐらいの道に囲まれている。
徒歩だと近づくのがなかなか困難。
今回はホテルからタクシーでのアクセスだったので、
内側に到着することができた。
中に入ると、大きな公園のようになっている。
子供用の遊具も充実していて、
家族連れを中心ににぎわっていた。
ケソン・メモリアル・サークルの象徴となっている
モニュメントが見えてきた。
こうしたモニュメントにありがちなことだが、
遠くから見るとガッカリ気味で、
近づいてくると意外に荘厳な感じがしてくる。
立派なものだ。
ジャカルタで見たモナス(独立記念塔)にも似ている。
ひと通り塔を見た後、
ブラブラと園内を散策することにした。
緑の少ないマニラ市内だが、
ケソン・メモリアル・サークル内には自然が多い。
きちんと整備された庭園もある。
緑の少ないマニラにおいては珍しい憩いの場。
せかっくなのでゆっくりしていきたいところだが、
とにかく暑い。
いくら夕方に差し掛かっているとは言え、
まだまだ太陽は健在。
たとえ足を止めて一休みしようとしても、
立っているだけで汗が背中を伝ってくる。
もう少し日が傾いてから来ればよかった。
そんなことを思っていると、
急にけたたましいサイレンが。
向こう側に消防車が見える。
実際の火災ではなく、演習のようだ。
予定調和的に火はすぐに消された。
フィリピン人の性格を反映してか、
訓練にしても緊張感がない(笑)。
中学生の避難訓練のようなぬるい空気が漂っていた。
ケソン・メモリアル・サークルを散策していくと、
小さな遊園地を発見。
子供用らしい。
20ペソ(約40円)で入れるということ。
すっかり市民の憩いの場になっているが、
たしかにマニラの中では特別な環境。
これだけ緑に囲まれ、車の危険もない場所は少ない。
のんびりした気分を味わえる。
観光客もいるが、ほとんどは地元の人のようだった。
今度はもう少し涼しい時間帯に来ようか。
ホテルに戻って一休みした後は、
ケソン・メモリアル・サークルの近くでフィリピン料理に挑戦。
これからマニラに移住するわけだが、
まずは現地料理を試しておきたい。
マレーシアのようにすぐに飽きそうか、
それともいけそうか?
ひとまず、今日はシシグとカレカレを食べてみたが、
マレー料理よりは食べやすい印象だった。
■ケソン・メモリアル・サークルの基本情報
住所:Elliptical Rd, Diliman, Quezon City, Metro Manila
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