気がついたらPTになっていた

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「永遠の旅行者」

この言葉にはロマンをかきたてられるものがある。

単純に言葉の響きとして。

と言っても、
これは詩的な表現でも何でもなく、税制上の言葉。


永遠の旅行者はPTと表記されることが多い。

PTはパーペチュアルトラベラー及びパーマネントトラベラーのこと。

特定の国に居住せず、
税の上でどの国にも属さない者を指す。

つまり、転々と各国を移動し続けることによって、
どの国からも課税されないというポジションを得ることになる。


基本的に世界のほとんどの国は、
属地性という税制を取っている。

つまり、住んでいる国やビジネスをしている国に対し、
納税をする義務があるということ。

PTの場合、
どの国にも住んでいないわけなので、
課税権を持つ国が存在しないことになる。


いつの間にか、
このPTの要件に該当している事に気づいた。

自宅も持たず、特定の国に長居することもないし、
その他の要件も満たしている。

別にPTになりたかったわけではないし、
私の場合はずっと永遠の旅行者という立場を
維持しようというつもりもない。

ただ、結果的にそうなっていたというだけの話。


海外を活用することで
時としてイレギュラーな結果を出すことができるが、
そのうちの1つがPTだろう。

何しろ、ビジネスを行う上でもっとも大きなコストとなる
税金をカットできてしまうのだから。

高額所得者であれば、税率は40%程度になる。

さらに言えば、
PTの仕組みを作ればより大きな節税効果を得ることもできる。

一部の富裕層は、
当然このような仕組みを上手に活用している。

詳しいことは省略するが、
たとえば資産売却のタイミングを・・・。


他にも、海外を活用することで可能性を広げる方法がある。

たとえば、資産構築の面。

私の場合、
すでに資産のうち日本に置いているのは1割以下。

基本的には5%を切っている。

最低限のお金だけを残して、
残りはすべて海外に分散してリスクを減らすとともに、
新興国、金融立国、復興の最中の国、資源国等の
価格上昇のメリットを受けられるようにしてある。


日本の銀行に預金をしていれば、
デフレからインフレに切り替わった以上、
実質的な価値は目減りしていく。

預金金利以上にインフレが進むわけで、
インフレ耐性の弱い資産の代表格である
預金をしておく理由はない。

長期的に経済が衰退していく日本の通貨、円を持つのも
リスクが大きいと考えているため、
極力日本円は持たない。


大富豪のような破格の資産があるわけではないものの、
限られた金額をいかに効率よく活用するか、
そして守っていくかということをこの数年は考えてきた。


今の私は資産を構築する段階にいるので、
旅を続けながらも豪遊生活をしているわけではない。

基本的に各地の中級ホテルに泊まり、
限られた資金を効率よく使いながら楽しんでいる。

その中で各国の物価や景気等のリアルな状況を感じ、
今後の参考にしている。


かつて、投資と言えば無味乾燥なものだと思っていた。

実際、まだ日本にいる頃に行っていた
TOPIX連動型、世界株式連動型、世界債券連動型の3つのETF、
あるいはFXは特に面白みのあるものではなかった。

基本的にパソコンの前で取引を行うだけ。

それ以上の楽しみもない。

「お金のために努力する」という感覚だった。


しかし、海外に資産を分散するようになってから、
努力をした記憶がない。

と言うのも、投資視察のために各国を訪れるついでに、
それぞれの国で遊ぶこともできる。

ついでに観光をすることもできれば、
近くの街に足を伸ばすこともできる。

会社の出張ではないので、
用事だけ済ませてすぐに帰らなければいけないということもない。

そんなわけで、
楽しんでいる間に経験値が上がってきた感覚が強い。


私の他にも投資目的で海外を訪れ、
他の目的も一緒に果たしていく人は多い。

たとえば、以前に香港の口座開設に来ていた
世界4大自由倶楽部メンバーと合流したことがあるが、
10代の息子さんを連れてきていた人がいる。

「色々言って聞かせるよりも、
 勢いのある街を見せた方が伝わることがあるから」
という言葉の通り、
伸び盛りの国には日本とは違った雰囲気がある。

投資の目的のために香港に来つつ、
子供の教育にも活かすという方法をその人は取っていた。


遊びに行く口実を作る目的も兼ねて、
フィリピンやタイに投資をする人も少なくない。

奥さんに言い訳を作りながら、
資産も増やしていくという方法。

特に50代以上の人に多い気が・・・。

海外に出てから、
団塊以上の世代の強さを見せつけられる場面が少なからずある。


資産構築についても、
ワールドホッパー養成講座の中ではリアルタイムに語っていく。

海外活用法の5つの柱の1つなので。


世界4大自由倶楽部の中でも
私の資産構築法については語ってきたが、
どの案件も形になってからの話。

ワールドホッパー養成講座の中では、
普段何を考え、案件に参加したり却下したりしているかの経過も
リアルタイムにお伝えしていく。

今も一件、考えている案件があるため、
そちらも参加するかどうかに関わらず、
途中経過の段階から随時報告していく形で。


海外の活用法ということを考えた場合、
資産の分散ということは外せない。

日本円だけに資産を限定するリスクを理解しても、
そこから具体的にどう運用するのかという問題もある。

ただ海外に銀行口座を開設し、
そこに送金すればいいわけでもない。


平時の資産運用のほか、
リーマンショックのように世界的な金融危機に備えての
資産の守り方も含めて、
実際に私が行っていくことをお伝えしていく。


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