ことりっぷが変えるガイドブックの姿


旅のガイドブックに、ことりっぷという雑誌が発売されているらしい。

そしてこちらの本というのは、これまでのガイドブックの概念をかなり変えているというということで注目を集めているという話を聞いた。

私は海外に住んでいるということもあって、実際にこのことりっぷというシリーズを手に取ることが出来ないのは残念だが、画像を見たり話を聞いたりする限りでは、まず従来のガイドブックよりも一回り小さく、ほぼ正方形のスタイルということになっているらしい。

これまでのガイドブックというと海外であれば、地球の歩き方。

そして国内向けであれば、るるぶ等の非常に大きなものが中心だった。

特に何故か国内の方が縦横の面積が広いという、非常に持ち歩きづらいという特徴があった。

更に言うとるるぶであるとか、こういった本というのは表紙というのがカラフルで、一目見てガイドブックであることが誰にでもわかる。

それに比べるとこのことりっぷというのは表紙も地味で、更に言うとコンパクトになっているので持ち運びもしやすいという。

この辺は女性だけではなくて、私もこういった本の方が使いやすいのではないかと思う。

ちなみにこちらは最近出たのかと思っていたら実は2008年から出ていて、5年間の累計では900万部を突破しているということなので、十分にこの出版不況の中で健闘しているといえる結果を出している。

こちらは女性がメインターゲットということなので、女性目線で記事も書かれていて、飲食店を紹介するときにはトイレが男女別になっているかどうかとか、女性が入りやすいかどうかといったことが、記事の言葉にははっきりと表さない範囲でもしっかりと取材がされているということで、そういった細部へのこだわりというのも人気の秘訣なのではないかと思う。

素人の仕事というのは非常に表面的というか最低限しか行わないが、こういった出版もプロになればなるほど、更に言えば一流になるほどに文字に出来ない部分でのこだわりというのが増えてくる。

ある種の職人芸の領域に達してくるので、そういったところというのは、はっきりと読者に伝わるわけではなくても、結果的に読んでいて質の違いとして本能的に感じる部分はあるのではないかと思う。

地方自治体から声がかかることもあるということで、そこら辺でも注目度の高さというのが窺える。

一度日本に戻った時には書店に寄って、このことりっぷというのがどのような内容なのか、書店で手に取って確認してみたいと思う。

これまで長らく常識とされていたガイドブックのスタイルを壊したということでは、非常に面白そうな内容となっているので、古い業界のイノベーションの例として一見の価値があるものだろうと思っている。

これでまた、日本に戻るときの楽しみというのが一つ増えた。


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執筆者、伊田武蔵
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