
これまでポルトガルやスペインにおいては、雨に降られることはほぼなかった。
ポルトガルのファティマについては霧雨が降っていたことがあるものの、非常に弱い雨だったし、時間的にも短かった。
雨が降っていなくても濃い霧が出ていて、もし仮に車の運転をするのであれば、追突してしまったり、あるいは追突されたりする心配が出てくるような夜も3日ほどあった。
外出中に雨に降られることは少なかったものの、Hotel Wentzlに戻ってから1時間後に雷が鳴り響いて、外を見てみたら豪雨になっていたこともあったし、最後の移動日については朝から雨が降っていて、駅まで歩くのにだいぶ濡れることになってしまった。
日本に戻った時に予め東急ハンズで鞄を覆うためのビニールというか、鞄用のカッパのようなものは買っていたので、それを使って荷物が濡れるのは防ぐことはできたものの、足元はだいぶ汚れてしまった。
ここ最近は、靴ではなくてサンダルで普段は行動していたが、移動日も同じようにしていたら、駅に着くまでにだいぶ足が濡れてしまって、ちょっと気持ち悪くなった。
クラクフからカトビッツというポーランドの町に移り、そこからさらにチェコのブレクラフという町に行ったのだが、かなり冷え込んでいたので、足元が冷えてそろそろ靴にしなければいけないことを改めて悟った。
足から冷えてくると、全身に寒さがやってくるので、これはあまり体のためにもいいことではない。
雨が降る時間は限定的
それ以外は雨が降っていたら、食事に出るのをどうしようかと迷っている間に止んでいるとか、あるいは私がホテルに戻ってから雨が降るパターンが多かったので、ホテルの窓から雨が降っているのを見ることは多くても、実際に自分が濡れることは意外にもなかった。
私が滞在して半月の間に、濃い霧の日が3日あったものの、それがこのクラクフという町の地理的条件とか、その他の気候的条件による特長なのか、それとも単なら偶然なのかはわからない。
どちらにしても、路面が濡れるぐらいの霧だったので、かなりの濃さだったことがわかる。
ただし、夜になればわざわざ出かけることもあまりないので、影響を受けることはなかったし、それによって困ることはなかった。
クラクフでは、毎日朝は散歩をしていたが、旧市街の周辺は緑の道が作られていて、歩いていて非常に気持ちいい。
町中を歩いていても、昼間とは違って、ほとんど誰もいない中央市場や聖母被昇天教会を見たり、あるいはぶらっとシナゴーグに寄ったりすることもできて、かなり快適な散歩をすることができた。