ワルシャワ旅行は見送ることにした



ポーランドのクラクフに行ったので、そのまま北上してワルシャワに行こうと思っていたが、今回は見送ることにした。

というのも、調べてみるとワルシャワには王宮やワジェンキ公園、ヴィラヌフ宮殿等があるが、比較的見るような場所が少ないという話が多いことと、今回は西の方に行って、スロバキアのブラティスラバや、チェコのプラハに行くことを優先したため。

ポーランドは移住したい国だが、直近で考えているわけでもない。

クラクフに関して言うと、近年珍しいレベルで気に入ったので、今後も再びやってくることは確実だと予想できるし、ワルシャワはその時でいいかという結論になった。

北上してワルシャワの方に行ってしまうと、そこからうまく陸上の交通で他の町を繋ぐことができないし、今回は東欧を色々見て回りたかったので、ワルシャワはパスして他の国を優先することにした。

さらに言うと、ブラティスラバからウィーンは非常に近いので、もしかすると寄るかもしれない。

ハンガリーのブダペストも比較的近いので、実を言うと寄ろうかと思っていた。

しかしながら、ブダペストは以前に一度行ったことがあり、あまり空気が良くない印象もあったし、今回の旅のテーマとは少しそぐわない。

というのも今後、東欧の中で滞在型の旅に活用できるとか、ロングステイに適した町を探しているので、空気が悪い場所はあまり候補にならないし、それであればクラクフの方が圧倒的に優位性がある。

そんなこともあったので、今回はブダペストも飛ばすことにして、直接スロバキアのブラティスラバに行くことにした。



通貨に翻弄される鉄道の旅

本来乗る予定だった電車に乗れなかったこともあり、途中でチェコのブジェツラフ駅に寄って、そこで夕食をとる機会があった。

これはまったくの予想外だったし、そもそも降りた駅がチェコだとは思わなかったので、てっきりオーストリアだと思っていたら、なぜか夜7時くらいにも関わらず、軒並み駅の近くの店というのが閉まっていて、唯一開いていたスーパーに入ったら、明らかにユーロではない単位の価格表示になっていたので、それでどうやらチェコらしいという結論に至った。

駅に戻ってから、ネットが使える状態になっていたので調べてみると、やはり現在地がオースリアではなく、チェコであることがわかって、その国の通貨で価格が表示されていたことが確認できた。

ヨーロッパを旅していると、基本的にはどの国もユーロを使えばそれで決済ができるので、その感覚でいたものの、東欧はポーランドであればズウォティを使っているし、チェコもまた独自通貨のコルナを使用している。

以前にハンガリーを訪れた時もそうだったので、もし変わっていなければこちらもユーロではなくフォリントを使用しており、独自通貨の国ということになる。

スロバキアに関してはすでにユーロに切り替えているので、その点の不便はないものの、こうして考えてみると、移動の利便性は確保されているものの、通貨の独自性は保たれている国もあり、そういったところは、少々旅行者としては面倒なところもあることを改めて感じた。

ワルシャワに関しては、クラクフとセットにして考えると、ズウォティを使いまわすことができるので、その点は若干便利な点。


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