マクタン島というと、セブ島の一部として語られることもあるが、国際空港や日本人に人気のビーチリゾートエリアがあるのはセブ島側ではなく、このマクタン島側で、多くの旅行者が訪れているし、移住して住んでいる人もいる。
マクタン島の治安がどうなのか、現地に住んでみての率直な感想をまとめておくことにした。
まず前提として、マクタン島はかなり小さな島であるものの、かなりの土地が未開発で、バラックのような小屋が並んでいるだけのエリアもあれば、空港近くのそれなりに開発されて、外国人も躊躇なく入れるような店が並んでいるエリアもある。
例えば空港から北東の方に走っていけば、スターバックスや和食レストランの居酒屋のんき等が立ち並ぶエリアもあるが、その一方で夜になるとほとんど人が通らず、街灯もろくにない場所も多々残っている。
そのため、マクタン島の治安もエリアごとにかなり差があるのだが、ある程度開けたところに関して言うと、そこまで特殊な事情があるわけではない。
一般的な海外の町を歩く時と同様に、軽犯罪に気を付けておけば、そこまで危険ということはない。
さすがに夜中に1人歩きをしたりするのはやめた方がいいので、タクシーを拾うのが妥当なところだし、マクタン島のタクシーは初乗りが40ペソ、だいたい100円からなので、利便性だけではなくて、安全面を考えてもタクシーを利用するのが好ましい。
フィリピン国内で考えると、基本的にはマニラよりもセブ島やマクタン島の方が治安はいい傾向にあるので、そこまで身構える必要はない。
ただし、有名なリゾートなのだから完全に安全かと言えば、そんなことはないので、一応海外であるという認識を持って、行動しておく必要はある。
マクタン島のリゾートエリアの治安や利便性は?
マクタン島の中で最も華やかであり、発展しているシャングリラやクリムゾン、モーベンピック、アバカ等のリゾートホテルが並ぶ南側のエリアは、初めて訪れた時には少々戸惑うかもしれない。
というのも、ホテルの敷地内はとてもきれいで治安もいいのだが、一歩外へ出ると、あまり人気がない上、町として開発されているわけでもなく、基本的にはホテルの中で楽しむように作られている。
海にも面しているし、レストラン等も完備されているので、リゾートとして楽しむにはわざわざ外に出る必要がないが、ホテル代は奮発したものの食費は節約したいと思って他のレストランに行こうとしても、周りにはほとんど何もなかったり、夜になると真っ暗だったりするので、そこら辺は気を付けておきたいところ。
この辺りも夜道を歩けないというほど治安が悪いわけではないものの、基本的には夜になったらタクシー移動をした方がいい。
さらに言うと、マクタン島はかなり日没が早く、時期によっては夜6時ぐらいにはすでに暗くなるので、夕食をとりにいくのであれば行きも帰りもタクシーを使うのが安全で安心な移動法。
なお、この辺りのエリアにはあまりタクシーが走っていないので、行きはホテルで頼んでもらって、帰りはレストランで呼んでもらうとスムーズ。
もちろんレストランのロケーションによっては、帰りのタクシーをわざわざ呼んでもらわなくても道で拾える場合もあるが、そこら辺は入店時に確認しておくと便利。
一度店を出てから、また戻ってお願いするのは少々気が引けるところだし、時間も無駄になるので、交通量やタクシーが走っているかどうかは、行きの段階で確認しておいた方がいい。
こういった基本的なところを押さえておけば、1人旅であっても安心して動き回れる程度には、マクタン島の治安はいい。
なお、マクタン島にも野良犬が多数いるが、基本的にはおとなしいし、噛みついてくることはもちろん、吠えることもあまりないので、そこまで危険ではないものの、やはり見かけると不安を覚えるもの。
一般的に野犬は昼間よりも夜に凶暴化する傾向にあるので、そういった意味でも夜道を歩くのはお勧めできない。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
電子書籍のプレゼントページへ