真冬の関東から南国マレーシアの気候への体の順応のスピード


2月の千葉、成田空港から夜中に飛行機に乗って、早朝のクアラルンプールにやってきた。

最高気温が10度を下回る状態から、最高気温が30度を超える国に移動してきたことになる。

それについて体がどの程度のスピードで順応するかというと、私の経験としては初日は残念ながらかなり体調が悪かった。

というのも、意識的に水を飲むようにはしていたものの、それでも若干熱中症の症状が見られた。

昼近くになってきたところで頭痛がし始めて、慌ててそこから水を飲んだもののなかなか治らず、さらにいうと涼しいところで休もうと思って、パビリオンというショッピングモールのベンチでしばらく座っていたところ、今度は館内が冷えすぎていたことにどうも体が負担を感じていたらしく、それはそれで体調が悪くなってしまった。

結局昼は食欲もなく、あまりランチも進むことはなく、昼食のペナンラスクは箸が進まなかった。

とはいえ、夕方頃になってくると体もだいぶ楽になってきて、外を歩き回っても頭痛がしないようになってきた。

この経験を振り返って思うのは、半日から1日程度はやはり順応するために必要であるということ。

これに対して、暖かいところから寒いところへの順応はどうやらもっと時間がかかるようで、今度はマレーシアから2月のマカオに行った時のこと。

このときのマカオは最低気温が大体15度ぐらいだったので、日本に比べるとずいぶん暖かかった。

これは私がマレーシアに移住してからだいたい1年後にマカオに行った時の話だが、私にとっては移住後暖かくない国に行ったのは初めてだった。

マカオには以前にも行ったことはあったものの、そのときは夏だったので最高気温が約30度ということで南国の国とかわらない気温だった。

それが最低気温15度くらいの場所に行くとどうなるかというと、とにかく寒くて仕方がなかった。

着ていった服がやや薄着だったこともあるものの、周りとの服装の比較をしてみても決して私だけが寒そうな格好をしているわけではなく、それでもガタガタ震えながら街中を歩かなくてはいけなかった。

さらにいうと、セミナーの会場に行ってもやはり寒さがとまらず、上着を脱ぐことも出来ないほどだった。

そしてそれがどのくらい続いたかというと、マカオに行った2泊3日の期間ずっとおさまることがなく、結局その後飛行機に乗ってバンコクへ行くまでずっと寒い思いをしていた。

人間の体は比較的暖かいところには順応しやすいらしく、さらにいえば体にかかる負担も少なくて済む。

これに対して、寒さは露骨に体に無理を強いるもののようで、そう簡単には順応できるものではなかった。

さらにいえば、体の冷えは様々な病気のもとになることが知られているので、精神論で乗りこえようとするのはかなり危険。

特に足元を冷やすことによって血行が悪くなり、それが万病のもとになるので、もう少し暖かい格好をしていくべきだったと後から思う。

常に夏のような気候の南国のマレーシアにいると、寒いところに行くのはかなり体にもこたえるし、精神的にも億劫になってしまう。


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