パタヤのコンドミニアムを巡る光と影

今回のパタヤの旅では
Airbnbを通してコンドミニアムを借りることも多く、
複数の物件を見て回ることができた。



今現在もコンドミニアムの最上階にあるラウンジから
自室へ戻ってきたところ。

ラウンジからはパタヤビーチから広がる海を見渡せ、
絶景だった。

しかし、滞在したのは数分間。

早々に退散してきたのには理由がある。


パタヤには外国人が多いが、
インド系や中国系も増えており、
マナーの悪化がいたるところで見られるのも事実。

先程のラウンジにしても、
飲食禁止のスペースで食事をしながら
スマホで大声で喋る中国人らしきおばさんがいた。

いくら絶景とは言え、
雰囲気の悪い場所にとどまる気にもなれず、
さっさと立ち去ってきた。

ラウンジの施設自体は良かったので、
明日の午前中にでもまた訪れてみようと思う。

海を望みながら読書をするのもいい。


また、このコンドミニアムは高層階まであり、
時にはエレベーターでかなり待たされる。

その時にも大声で話し続ける人がいたり、
マナーに問題を感じることも多い。

オーバーツーリズムが各地で問題になっているが、
旅客数は増えていく一方だろうし、
経済危機等の一時的なマイナス要因はあるにしても、
基本的に旅先の環境は悪くなっていく。

世界的に海外旅行に手が届くレベルの
中間層が増えるのだから、
これは致し方ないこと。

特に中国やインドは人数も多く、
マナーの面での問題も小さくない。

しかし、彼らに文句を言ったところで、
何かが変わるものでもない。


結局の所、
旅行というコンテンツ自体が
今後の10年で価値を毀損していくのだろう。

それでも経済効果は依然として大きいのだが。

個人的にできる対処法としては、
少しでも早いタイミングで訪れたい街へ足を運ぶことと、
せめて繁忙期を外して旅をすることぐらいだろう。

新興国の中間層が増えていることを考えれば、
こうなることは当然だった。

数年前にそう感じてから、
ヨーロッパを中心に訪れておきたい街は
前倒しで訪問してきた。

その判断が間違っていなかったと感じる機会が
最近は増えている。

パタヤのように観光に特化している街は
外国人観光客が増えることは歓迎だろうが、
バルセロナやベネツィアのように
地元の人がオーバーツーリズムに不快感を表明している街もある。

そうした街は今後も増えていくだろう。



パタヤのコンドミニアムに住む際の問題点


パタヤでもごく一部のコンドミニアムは
厳格にAirbnbでの短期賃貸借を禁止している。

しかし、それは少数派。

実際、今泊まっているコンドミニアムも、
エレベーター内の張り紙等では
部屋の日貸しや週貸しは禁止と書いてある。

しかし、スーツケースを持った
どう見ても短期旅行者にしか見えない人を
毎日見かける。

また、昼頃にはチェックアウトと思われる人たちが
同様に荷物を持って何人も出ていく。

警備員がそれに気づかないわけはないが、
黙認されているのが現状。

そして、歓楽街のパタヤで浮かれた旅行者が
時に騒いで住民の平穏な暮らしを破壊する。

こんな状況にあるのも、
現地のコンドミニアムに泊まってみて分かったこと。

海があるのは魅力的だが、
思った以上にパタヤで静かに暮らすのは困難らしい。


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