![コンドミニアムのプール](https://ijuusya.com/m21_141509.jpg)
バンコクに移住して1年半が経過した。
まだタイランドエリートのビザは3年半分残っているし、
今後もタイに住む予定。
そして、乾季の時期を利用して
パタヤにやって来た。
本来はウタパオ空港からコンケーンに飛び、
タイの北部を周る予定だった。
それが足の負傷でままならず、
結果的にパタヤにいる期間がずるずる長引いている。
一方、パタヤはスワンナプーム国際空港から
タクシーで2時間弱とアクセスが良く、
もちろん海がある。
この条件は魅力的。
さらに外国人観光客も多いので、
タイ語ができなくても生活に不便がない。
こういった事情があるので、
今後暮らすことも考えて各エリアを見てきた。
まずはセントラルパタヤ
![](https://ijuusya.com/n14_075912.jpg)
セントラルパタヤはパタヤの中心部で、
セントラルフェスティバルやセントラルマリーナがあるエリア。
有名なティファニーショーもこのエリアの北部で、
ターミナル21がセントラルパタヤとナクルアの境界上に位置する。
パタヤビーチには数多くの船やジェットスキーが浮かび、
落ち着く環境ではない。
![](https://ijuusya.com/n10_180757.jpg)
東洋最大の歓楽街と言われるだけあり、
夜中になっても騒々しい。
パタヤで暮らす場合の最大の問題は騒音だろう。
羽目を外しに各国から人が来ているので、
ホテルやコンドミニアムの中でも
騒いでいる人が少なくない。
深夜3時頃まで爆音で音楽を流すバーもあり、
それに触発されてモラルハザードが起きているのか
ホテルの客室内でも大音量で音楽を鳴らす人も。
落ち着いた暮らしに向いている街ではなく、
あくまで騒ぎに来ている人が集まる街なので
居心地が良いとは言えない部分がある。
そこでセントラルパタヤには早々に見切りをつけ、
西のジョムティエンと北のナクルアに目星をつけた。
ナクルアとジョムティエン
![ジョムティエンビーチ](https://ijuusya.com/m29_175247.jpg)
先に候補から外れたのはナクルアで、
海から徒歩圏内で便利なエリアは極端に少ない。
サンクチュアリ・オブ・トゥルースで知られるエリアでもあるが、
住居選びの難易度は高め。
続いてジョムティエンだが、
こちらはエリアによっては夜中まで音楽が鳴り止まなかったり、
そんなことがない場所もあったりとまちまち。
前者の方が飲食店は多く、
長く滞在する上での食事の飽きという問題は軽い。
しかし、うるさい場所に住みたくはない。
後者については食事の内容が限られ、
主にタイ料理とロシア料理のみ。
どの店も基本的に同じようなメニューを提供しているため、
仮に1年住もうと思ったら食事の面で厳しいだろう。
バンコクでも利用していたフードパンダを見ても、
ジョムティエンまで配達している店は少ない。
これはセントラルパタヤとは違う点。
もちろんセントラルパタヤであっても
バンコクに比べれば選択肢が大幅に削られるが、
ジョムティエンではさらに絞られる。
日常の中に海のある暮らしには憧れがあったが、
毎日同じ海、そこで商売をする同じ人を見続ける生活に
そこまでの価値があるのか疑わしくなってきた。
パタヤでの滞在が3ヶ月に達しようとしているが、
この街の住環境には期待できないのではないかと。
バンコクの次の移住先になりえるのは、
チェンライやチェンマイかもしれない。
とは言え、
これらの街も1年単位ではなく、
もっと短いスパンで考えた方が適している気はしている。
他のビーチリゾートと比較すると
![夕方のサムイ島](https://ijuusya.com/m07_173810.jpg)
同じタイの中で考えると、
プーケットも移住先として人気の街。
パタヤと比較すると、
エリアが広大なので住む場所の選択肢は広い。
最近はピピ島、タオ島、
サムイ島のようなリゾートに押され気味で
若干古色蒼然とした位置づけに変わりつつはあるが、
プーケットは伝統的なビーチリゾート。
物価の面ではパタヤよりも高く、
特に家賃を中心に生活コストは高くなる。
一方で閑静なエリアも多いので、
生活環境には魅力がある。
ただし、基本的に車やバイクがないと
移動が不便な街でもある。
交通の不便さは暮らしていく上で無視できない。
プーケットには国際空港があるが、
もちろん就航路線はバンコクに比べて大幅に絞られる。
ホアヒンという選択肢もある。
こちらはタイの王族御用達のリゾート地で、
日本で言えば葉山が近いだろう。
ホテルのプライベートビーチが多いので、
海が身近な生活をできるエリアは
それなりに絞られてくる。
また、バンコクまでは3時間〜4時間程度。
バンコクの渋滞次第で所要時間がかなり変わる。
また、ドンムアン空港やスワンナプーム国際空港へのアクセスには、
バンコクからさらに1時間弱。
移動が便利なエリアとは言い難い。
こう考えると、
タイ国内で海の近くに住むとなると、
それなりの不便を覚悟せざるをえない。
結局、バンコクに落ち着いてしまうというのが、
暫定的な結論。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
![](https://ijuusya.com/wp-content/uploads/m12_142017.jpg)
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
![](https://ijuusya.com/immigrate-book.jpg)
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
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