リゾートに行った場合、満足度の鍵となる要素の一つに食事がある。
いかにもといった具合に開発されきっているリゾートであれば、食事が美味しいのは当然のことだが、その分だけ料金も上がることになる。
リゾート価格は、一般に首都のような大都市よりも、さらに上がることになるので、味はよくてもコストパフォーマンスはそこまで高くないのが一般的。
バンコクの物価と比較しても、リゾートなので割高感がある。
ホアヒンがどのくらいのレベルのリゾートか、事前に下調べもしなかったので、よくわかっていなかったが、タイ王室のゆかりの地ということを考えると、最近になって開発されたというより、昔からリゾートとして親しまれてきたのだろう。
そして、この場所の食事のレベルがどうかということだが、われわれは毎日ホテルで食事をしていたので、町のレストランのレベルは全くわからない。
しかしながら、ホテルの料理のレベルは高く、例えば、バンコクで食べるのとほぼ同じレベルの料理が、2,3割増しぐらいの料金で提供されている。
リゾート価格としてはそれなりに良心的だし、味も十分に満足できるものだった。
特に今回一緒に行った友人と私は、フィリピンのリゾート地にも一緒に行ったこともあったので、そことの比較も食事のテーブルでの話題になった。
やはりホアヒンの方が葉物の野菜やキノコ、香草といった緑のものがたくさん使われていて、鮮度も高く、その点においてはホアヒンに軍配が上がるという結論に至った。
逆に言えば、フィリピンのリゾートはまだまだそこら辺に発展の余地が残されている。
しかしながら、海のレベルは全く逆で、先日行ったボホールやパングラオの方がはるかに透明度が高く、友人は水着と海中眼鏡を持ってきていたが、ホアヒンの海に潜ることはなかった。
確かに、あれだけ濁った海だと、わざわざ海に入ろうとか、水中を眺めてみようとは思わない。
あくまでもビーチでデッキチェアに座ってくつろぐのが、妥当な過ごし方に思えた。
ホアヒンで食べたフレンチオニオンスープやサーモンとマグロの2色のソース和え、バナナシェイク等の料理の中で大きく外れたものは見当たらなかった。
何しろ食事は基本的な生活の一環なので、この部分に難があると、かなり困ることになる。
その例がマレーシアで、店はたくさんあっても、正直あまり食べるものがないというか、微妙な感じがする。
それに比べてホアヒンは食べ物がとても美味しいので、そういった意味で言うと、長居したとしても全く苦にならないレベル。
もちろんリゾート価格なのでコストは高くなってしまうが、数日間滞在するにはとても楽しい場所だった。
今回は、バンコクに丸々一ヶ月滞在する予定でいたが、最後の約一週間をホアヒンで急遽過ごすことになり、予定を変更した価値が十分にあった。
友人からは、私がバンコクに来ることがなかったり、バンコクに誘われなければ当面行くことはなかっただろうと言っていたが、私としても友人の海に行きたいという言葉がなければ、おそらくホアヒンには一生来なかったと思うので、とても面白い体験だった。
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