ペナン島の海は透明度が低く、ビーチもさえなかった

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期待して行ったペナン島のビーチだが、
どうも不穏な空気が対岸から漂っていた。

バタワースから渡るフェリーの上から見ても、
澄き通っているどころか海が汚い。

私はクアラルンプールとイポーという街で数日過ごし、
そこからバスでバタワースまでやって来た。

このバタワースは海を挟んでペナン島と対峙している。



この段階で海の透明度が低く、
汚れているとは思っていた。



なにしろバタワースは工業地帯なので、
すぐ近くのペナン島の期待値もどんどん下がっていく。


そこからフェリーに乗って20分ほど。

到着した段階で劇的に海水の質が上がるわけもなく、
やはりきれいとは言いがたい。




率直に言えば、泳ぎたいとは思わない。

肌がジリジリするほどの暑さにも関わらず。



仮にもビーチリゾートのはずなのに、
この海の汚さは致命的ではないかと思う。

フェリーターミナルは島の北東に位置する。

他の場所は雰囲気がずいぶん違うのかもしれないと思い、
パトゥ・フェリンギと呼ばれるビーチに行ってみた。



ここはペナン島を代表するリゾートエリア。

多くのリゾートホテルが立ち並ぶ場所でもある。


パトゥ・フェリンギならきっと、
ペナン島のイメージに合った光景があるはず。

そんな希望はあっさりと打ち砕かれた。

とにかく海がきれいではない。

パトゥ・フェリンギのあたりの海は汚いとまでは言わないが、
とても美しい海面とは言えない。

オーストラリアのグレート・バリア・リーフや
ヨーロッパのアドリア海の透明度とは比較にならない。


ビーチと言っても、
白い砂浜が広がっているわけでもなく、
岩場だったり道の向こうが急に海だったり。

一部には砂浜のエリアもあるが、
聞いた話だと天然の砂浜ではなく、
ただ砂を流し込んだだけらしい。



海からやって来る潮の香りを楽しむにはいいものの、
それ以上の価値は見いだせなかった。

これはペナンの不動産投資を考える際にもネガティブな材料

ここからランカウイ島まで移動すれば、
きれいな海が広がっているらしい。

そこを目指そうかとも思ったが、
いまいち気乗りしなかった。

別に美しいビーチを見たかったというより、
ペナン島がどうかを確認したかっただけなので。



というのも、今後の移住先の候補地として
どうなのかを見極めたかった。

これまでも海外に移住してきたが、
ビーチリゾートに住んだことはない。

これからの選択肢を増やすために
一度ペナン島を訪れておきたかった。



美味しい和食を食べられる店も見つかったし、
一部には風景がきれいな街角もある。

しかし、全体的に見たら大して魅力的ではなかった。

マレーシアに住んだ経験がある私としては、
目新しさのない街並みがベース。

二番煎じの感が拭えない。



そして、最大の長所であるはずのビーチが
まったく魅力的ではないという現実。

どうも移住先としての魅力は薄い。



マレーシアに住んだことのない状態で
いきなりペナン島にやって来たのなら
印象は違ったはず。

ビーチはともかく、
ジョージタウンの街並みには惹かれたかもしれない。

リゾートエリアのホテルやコンドミニアムに
高級感や非日常の世界を感じたかもしれない。



しかし、私は前提条件が違った。

残念ながら、
「こんなものか」というのが率直な印象。

そして、街中のレストランのレベルは
思いの他高くない。

味も接客も。


なんだか、ビーチリゾートという看板に寄りかかって
成り立っている街という印象だった。

言い換えれば、
ブランド価値だけで食っていっている街。


住みたいとは思わないし、
車も多いので環境は良くない。

さらに海の向こうのバタワースには工業地帯もあり、
それが対岸からも見える。



ペナンのビーチにも、街にも
期待以上のものは見つからなかった。

ひどくダメな場所ということはないし、
ちょっと旅行に行くぐらいならありだと思う。

特にパトゥ・フェリンギに位置する
Shangri-La’s Rasa Sayang Resortや
Lone Pine Hotel、Golden Sands Resort等に宿泊して、
そこを中心に1日を過ごすならいいのではないかと。


街に出るのはちょっとした息抜きぐらいにして、
基本は海の見える部屋でのんびりくつろぐぐらいなら
リゾートとしての歴史もそれなりにあるので、
心地よく過ごせると思う。

しかし、生活の場としての魅力は感じなかった。



結論としては、
ビーチのある島に移住するにしても、
セブの方が今後の有力候補として残った。


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