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マレーシア移住希望の日本人が勘違いしがちなこと


マレーシアは日本人が移住したい国として
7年連続で人気ナンバーワンとなった。



これはロングステイ財団が行った調査の結果で、
私自身も海外で初めて暮らしたのがマレーシアだった。

もっとも、2年で飽きてフィリピンに移住し、
その後は台湾でも部屋を借りて暮らし、
現在はマレーシアの隣国のタイに住んでいる。

周辺国にも住んでみた経験から、
マレーシアが本当に日本人にとって住みやすいのか、
誤解されている部分も多い国なので、
改めて考えてみよう。



マレーシア人は穏やかで優しい!?

東南アジアの国々を褒める言葉として、
その国の人が素朴で優しいということは
各国でテンプレートのように語られる。

実際、どの国にも親切な人はいるし、
マレーシアも例外ではない。

一方、生活していく上で現実的に考えると、
マレーシアのタクシーの運転手の悪質さには
日々困らされた。

新興国のタクシーと言えば
トラブルが多いことはイメージ通り。

しかし、各国を周ってみて、
東南アジアにおいて
マレーシアのタクシーの悪質さは
トップではないかと思うほど。

過剰請求は日常茶飯事で、
それを拒むと怒鳴ったり、席を叩いて
暴力的な脅しをするのは珍しくもない。

ここまで質の悪いタクシーはそうそうない。


これは私の個人的な意見だけではなく、
イギリスのタクシー格付けサイトでも
クアラルンプールがタクシーの質が世界最悪の街として
ワースト1位に選ばれた。

タクシーの運転手だけが問題な国があるわけもなく、
何かと摩擦が起こりやすいお国柄で、
不動産会社も退去の時は連絡すら取れなかったりする。

入居の時は手数料目当てで熱心でも、
退去の手続きすら連絡がなく、
退去翌日になって急に呼び出された上、
その場で来れなければデポジット(敷金)は返還しないと
やりたい放題の言い分だった。


他にも誘拐の多さはよく取り沙汰されるところで、
子供を連れて移住を考えている場合には要注意。

日本と違い、
子供だけで出歩くことは基本的にないので、
親の負担は大きくなる。


また、マレーシアはマレー系・中国系・インド系の
主に3つの民族から成る他民族社会だが、
他の他民族社会の例に漏れず
各民族の間の軋轢が存在する。

なぜかマレーシアを多文化社会の成功例として
仲良くやっていると誤解している人がいるが、
実際には政治的にも感情的にも摩擦があり、
ブミプトラ政策等でどうにかバランスを取っている状態。

ただし、日本人にとっては、
中国系住民に似ていて目立たないため、
その意味では住みやすい部分がある。



過ごしやすい気候は本当か

マレーシアの季節には乾季と雨季しかなく、
極端に寒くなる時期がない。

そのため、日本で言う夏用の服だけあればいい。

寒さで関節が痛んだり、
持病に障る人には朗報だろう。


一方、四季がないことに退屈を感じる人がいるのも事実で、
楽であるものの代わり映えしないのも事実。

ここは人によって評価が分かれるところ。

なお、気候に関連して言うと、
インドネシアからくるヘイズという大気汚染が
時々ひどくなることがある。

焼畑農業等の影響で出る大気の汚染で、
この時期には健康への悪影響を考えて外出を控えたり、
マスクで自衛策を取るしかない。



マレーシア料理は日本人に合う?

東南アジアの食事に順応できるかどうかは
現地に来てからの課題だったが、
意外にもすんなり馴染んだ。

麺料理であるラクサこそ好きではなかったが、
ナシレマやミーゴレン、パクテー等は美味しかった。

最初の数カ月は・・・。

言い換えると、
半年も経過しないうちに飽き飽きしてしまった。

癖が強いので、
どうしてもマレー料理は飽きが来やすい。

もっとも、カンボジアやミャンマーに比べれば
マレーシアは和食レストランが充実しているので、
こうした店を利用することができる。

比較対象をバンコクやシンガポールにすると、
クアラルンプールでも見劣りしてしまう部分はあるが、
それは仕方のないことだろう。

ちなみに、私がマレーシアに住んでいた時は、
美味しい和食を食べたい時はバンコクへ行っていた。



物価の安さは本当か?

日本人や外国人が住むような物件で
十分なセキュリティーがある場合、
クアラルンプールなら5万円程度から部屋が見つかる。

それなりに快適に一人暮らしができる部屋なら
8万円程度で予算として成り立つ。

もちろんプールも警備員も付いていて、
この価格。

不動産価格が高騰しているシンガポールはもちろん、
バンコクやマニラとクアラルンプールを比較しても
物件の家賃は安い。

ペナンも海沿い以外はそれほど高くはない。

果物や野菜は日本の3割引程度。


一方、人件費は日本より安いものの、
マッサージはおよそ2,000円と
バンコクの倍程度の価格になっている。

マレーシアの平均所得は
シンガポールを除いた東南アジア主要国ではトップのため、
人件費が大きな割合を占める業態だと
やや価格は高め。


単純に月々の支出額を減らしたいだけなら、
日本の地方都市の方が生活しやすい。

一方で、プール付きのコンドミニアムに安く住みたいとか、
南国で暮らしたいという希望があるのなら
マレーシアは今でも魅力が残る。



ビザは厳しくなる見通し

マレーシアと言えばMM2Hビザが有名で、
私も取得した。

年齢制限のないリタイアメントビザという
世界的に見てもレアな仕組み。

ただし、最近は条件の見直しが行われているようで、
手続きも停止中との話。

ビザは移住条件の基盤なので、
MM2Hの条件が厳しくなったとすれば、
日本人がマレーシアに住むのは難しくなる。

これは新興国が遅かれ早かれ通る道で、
一人あたりGDPが10,000ドルに迫り、
中国やイスラム教の国と結びつきが強いマレーシアなら
そろそろ条件を厳しくしても不思議はない。

何しろ、中国系マレーシア人が20%ほどいる関係で、
英語が話せない中国人の移住先としての人気もあり、
イスラム教の国なので他国のムスリムにも注目される。

人を集めるには十分な要素があるため、
移民を富裕層に絞っていくのも自然な流れ。



先進国入りという無理な計画

マレーシアの経済は確実に成長しているし、
マハティール首相が復帰してからも
先進国入りについて言及されている。

しかし、元々資源に恵まれていることが
この国の経済発展を支えてきたのも事実。

今後、先進国入りという遠い道を進む上で
十分な原動力が見当たらない。

まだまだインフラも弱く、
ハラール認証等のビジネスには強みがあるもの、
先進国入りを射程圏内に捉えているとは
とても言えない。

むしろ平均所得で今のところ負けているタイが
逆転していくことも十分にありえるだろう。

マレーシアが先進国入りするのは
まだまだずっと先の話だし、
あくまで政治家が国民に向けた
リップサービスと割り切るのが妥当な段階。



大切なことを

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

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