フィリピンでPLDTのネット回線が自宅に開通。使いづらい点も。


フィリピンのマニラに移住してきてから自宅に引いたインターネット回線は、PLDTという会社を使っている。

その前にはGLOBEという会社を不動産会社に勧められて使おうとしたものの、一ヶ月近く調査にかかった上に、どうやら私のコンドミニアムは対応していないということで開通することなく終わった。

このGLOBEという通信会社は大手であるものの、インターネットだけではなく携帯電話でも問題が起きた。

GLOBEの代理店でSIMカードを購入したところ、私の使っているiPhoneでテザリングができるという話だったから購入したのに、結局それができなかった。

その場で抗議したが、すでにお金を払っているので後の祭り。

フィリピン人スタッフののらりくらりとした無責任な対応が続くだけで、役に立たないSIMを手に店を後にすることになった。


そういった事もありGLOBEには嫌気がさしていたので、PLDTを選ぶことに抵抗はなかった。

ちなみにPLDTは速度の速さや安定性ということでは、フィリピンの中でも高く評価されている。

実際マニラに一年住んでみて、PLDTのインターネット回線が止まったのは三回程度。

新興国としてはかなり優秀な結果ではないかと思う。


PLDTの費用と特殊な支払い方法

日本のインターネットに比べるとかなり値段が高く、3メガのプランであれば月額999ペソなので約2500円、5メガだと1999ペソでおそよ5000円、8メガだと3000ペソで日本円で7500円程度。

そして私が使っている10メガのプランだと、4000ペソで1万円程度になる。

この金額を月々支払うのではなく、一年分の前払いで支払わなくてはならないので、約12万円を最初の月に振り込んだ。

この1年分の前払いは、フィリピンで暮らしていると家賃でも直面する。

家賃の場合には、小切手が使えれば月ごとに支払えるのだが(小切手は1年分まとめて振り出して、大家さんが引き落とすのは一ヶ月ごと)、フィリピンの銀行口座がないと1年分の家賃を一括払いしなくてはいけない。

そのため、家賃とネット料金の両方を、初期費用として1年分支払う必要があった。

現地に住むと居住者として口座開設が可能になるが、非居住者の段階では原則として銀行に口座を持てないので。


自宅でのネット開通まで2ヶ月

GLOBEで申し込もうとしていた期間とPLDTが開通するまでの期間があったので、コンドミニアムに入居してから約二ヶ月ほどインターネットを使えない期間があった。

そしてPLDTの契約期間は一年でコンドミニアムと同様なので、実質的に私が自宅でネットを使えるのは10ヶ月だけ。

10か月分の前払いではなくて、あくまで12か月分丸々支払わなければならないので、そう考えると、12万円で10ヶ月使えるということで、月あたりの単価が1万2千円ということになる。

日本で言えばキャンペーン等をうまく使うことによって、50メガのADSLのサービスを月に1000円程度で使うことも可能だった。

価格.com等から申し込むと、正規での申し込みよりも安くなるので、そういった回線でネクシーズBBとかsonetとか、その辺を使うとかなり安くなった印象がある。

そう考えると、フィリピンは下手をすると十倍くらいインターネット回線の価格が高いことになる。

もちろん物価全体で見れば安いものの、こういったインフラの部分は新興国の場合、高くなりがち。


ネット回線は安定している

私のようにインターネットを使って仕事をしている場合、ネットが早くて安定しているのはありがたい。

これはマニラの中でも、マカティがオフィス街であるため、回線がしっかりしているという事情もある。

マレーシアに住んでいた頃には、いくらお金をだしても、そもそも1メガのADSLしか引けないとか、地域によってはそれすらもできずに不安定なテザリングで一日中過ごさなければいけなかった事もあった。

それに比べると、フィリピンのPLDTはかなり使いやすいと感じている。


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