マレーシア各地で火の手が上がる

マレーシアに暮らしていると、年に何度か目にする光景がある。大量の札で焚き火のようなことをしている人々。最初は中華系の祭典かと思ったが、マレー系もやっているようだ。



主にカフェや飲食店等個人経営の店先でやっているのだが、今日もそんな光景を目にした。街中で火の手があがり、煙が上がる。かなり不思議な光景だ。時間は特に決まっているわけではなく、昼間に燃やしているところもあれば、夜にやっていることもある。

ということで、今日は何か特別な日らしい。と言っても、マレーシアにおいては各人種ごとに特別な日があるので、もはや内容を突き止めようとも思わず、淡々と燃え盛る札を尻目に目的地のスーパーに向かった。

なお、このような風習は中華圏においては頻繁に目にする。たとえば台湾を縦断した時には、台北や台南で見かけた。

ベトナムでは旧暦の毎月1日と15日において冥金を燃やすというし、似たような文化が広まっているのがうかがえる。

明日の朝食の果物に、マンゴーかキウイでも買って帰ろうと思っていたのだが、どうやら店員が少ないらしくレジが長蛇の列になっている。マレーシアにあるジャスコは祝祭日でも営業しているのは嬉しいが、特別な日には店員が露骨に減る。とりあえず、面倒なので今日は買い物を止めて家に帰ることにした。

マレーシア人の習性として、混雑していても基本的に店員は急がない。どこ吹く風でマイペースを崩すことなく、ある意味でストレスの少ない労働環境なのだろうと思う。半分の給料で働いてくれるフィリピン人の方が、店の状況に合わせてキビキビ動いてくれる。

そんなわけで収穫もなしにコンドミニアムへの帰路についたが、行きも帰りも、とにかくそこら中で札が燃えていた。ちなみに、温暖化の問題もあり、こうしたことは止めようという動きもあるらしいが、なかなか実現には至っていない。



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