ルーマニアのアラドとティミショアラには行かないことにした

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ブカレストから始まったルーマニアの旅は、ブラショフ、シギショアラ、シビウときて、この後アラドに行く予定でいたが、ティミショアラという町の方が次のハンガリーへの接続がいいのではないかという案も浮上した。

地図で見る限り、アラドの方が北側にあるし、ハンガリーの中で最初に訪れる町として、想定していたデブレツェンからも近い。

逆にティミショアラは、デブレツェンにしろあるいはブカレスト等の町にしても、南に行きすぎて離れてしまうので、単純な距離の上ではマイナスになる。

しかしながら、鉄道移動を前提にした場合、直線距離のみを参考にしても意味がないので、そこら辺の接続について色々と考えてみた。

調べてみた結果としては、どうやらデブレツェンへの適当な便が見当たらず、次に考えたのはハンガリーのエゲルに行くことだった。

あるいはホルトバージでもよかったが、どちらにしてもなかなかしっくりくるルートが見当たらず、結局はブタペストに一旦行ってから、気が向いたらエゲルに立ち寄るのが妥当という結論に至った。

この結論を出したのは、シビウの駅の切符売場でのこと。



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英語が通じるルーマニア

ネットでの情報には限界があるし、必ずしも最新情報だあるとも限らないので、駅の窓口で聞いてみるのが最も確実。

こんな時ブルガリアであれば、英語が通じないのでどうにもならないが、ルーマニアの場合はそんなことがないので、プロに質問してみた方が確実な答えがわかるだろうということで、シビウの旧市街を抜けて、再び昨日降り立ったばかりの駅に戻った。

そこまでの調べで、アラドやティミショアラに行くよりは、もうシビウからダイレクトでハンガリーに行ってしまった方が良さそうだったので、まずはエゲルに行く便があるかどうかを聞いてみた。

その結果、直行便はなく、どこかで乗り換えざるを得ない。

しかも乗り換え駅の候補にブダペストを含んでいたりするので、それであればとりあえずはブダペストまで一旦行って、そこからエゲルに移動するとか、そういったルートを通った方がいい。

この場合、一度大きく西に振れてから、東に戻るということで、ブーメラン状の動きをすることになり、移動の効率は悪いのだがやむを得ない。

そんな事情があったので、エゲルに立ち寄ることもとりあえずは諦め、行くかどうかはブダペストに行ってから決めることにした。

何しろハンガリーという国自体が、10年ほど前に1回訪れただけな上、その時にはブダペストに数時間滞在しただけなので、今がどんな国なのかはっきりとしない。

そこで現地を訪れてから、首都以外の街も周りたい国なのかどうかを判断することにした。

今回のシビウとブダペストの移動は所要時間が長く、8時半出発で17時50分着ということで、9時間20分におよぶ長旅ということになる。

なお、乗り換えはなくて直行便。

さすがにルーマニアの国内便とは違って、金額もそれなりにして、175レイということだった。

日本円に換算すると、約5千円。

日本の感覚で言えば全然安いように感じるかもしれないが、ブルガリアやルーマニアの国内移動が違和感を覚えるほど安く、基本的に3時間電車に乗っても、千円いかないのが標準的だったので、その感覚からすると割高に感じた。

どこで過ごすかによって、物価の感覚がだいぶ変わってくるものなので、一瞬驚いた後で、日本円に換算して冷静に考えてみると、大した金額ではないことがわかり、駅の窓口でクレジットカードを使って決済して、2日後のチケットを入手した。


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