ジョホールバルにて謎の祭典

土曜日にはマレーシア・ジョホールバルのコンドミニアム近くで謎の集まりが開かれていた。中華系の祭りか何かが催されていた模様。飾りが販売されていたほか、飲食無料らしく、このあたりでは普段見ることのないほどの人の密集ぶり。あまりの人の多さとタバコの煙を避けて、そのまま素通り。昼食の帰りに通りがかった時にはまだ大盛況だったが、夕方には大型テントを解体している最中だった。


その翌日の日曜日には、別の場所(これも近所)にて別の催しが。こちらは日本の祭りにも似て、いくつかの出店が並んでいる。生バンドの演奏も。パーマスジャヤのJUSCOの隣りにあるパーマスモールがいつもと違う状態になっていた。


と思っていたら、漫画ワンピースの主人公、ルフィとすれ違った。続いて、銀魂の坂田銀時、桂小太郎とも。その後、NARUTOの暁の衣装を来た10人近い男女や、涼宮ハルヒのコスプレ、元ネタがよく分からないフランス人形風のコスプレなど、なぜかコスプレをした人々も。



普段のマレーシアの服装とはまったく違う姿で祭りを謳歌する若者中心の人々の姿がそこにはあった。

この土日がマレーシアで何か特別な日だとは聞いていないが、何かあるのかもしれない。それにしても、まさか日本の漫画のコスプレがジョホールバルでもあるとは。もちろん、やっているのは現地の人。

それにしても、ルフィと銀時は服装とかでごまかしようがないほどの太り具合だった。ルフィはシャボンディ諸島に出てくる偽ルフィの方に似ていたような。

ジョホールバルでは様々な催しがあり、インド系のディパバリや中華系の春節祭、ブッダの生誕日であるヴィサッ・デー、国王の誕生日のアゴンバースデー、マレー系のラマダン明けを祝うハリラヤ・プアサ等、日本で暮らしていた頃にはなじみのなかった出来事が次々と起こり、気忙しかったり、にぎやかだったり。




マレーシアで目立つ祭典と言えば

各民族・宗教ごとにイベントを行うマレーシアだが、やはり1ヶ月の断食が続くラマダン、そしてラマダン明けのハリラヤだろう。

ラマダンの期間中は、日中に食事や水を飲むことは許されないが、日の出前や日没後の飲食は可能。もちろんムスリム限定の話なので、マレーシアに住んでいるからと言って、他民族がそれを強要されたりはしない。

大半の外国人向けレストランは、ラマダン中でも通常営業で、ランチタイムも開いている。旅行者や移住者にとって不便はそれほどないが、ムスリムがイライラしていて普段以上に生産性が下がるため、マレーシアで働いている人には受難の時期と言える。



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