ランチを食べにリトルトーキョーに行ったら、
店内にこんな貼り紙がしてあった。
統一選挙中は基本的に飲酒禁止らしい。
ただし、この店は外国人向けの免許があるので、
日本人に対してのお酒の提供は可能であると。
フィリピン国籍の人に対しては、
やはりお酒は出せないそうだ。
どうも選挙に伴う小競り合いを避け、 治安維持を目的にしているらしい。
別に酒飲みでもないのでかまわないが、
そういう制度があるのは少し驚いた。
調べてみると、この禁酒期間、当初は45日の予定だったのが
4日に縮まり、その後に2日に変更されているらしい。
実際は12日・13日と日曜・月曜の両日だけになった模様。
当初の45日ってどこまで極端なのか(苦笑)。
1年のうちの10%以上なので、
サンミゲルをはじめとした会社は
明らかに売上が下がる。
それは利益率が高いアルコールを出せない飲食店もそうだし、
バーのようにお酒だけ提供している店以外でも
深刻な影響が出るだろう。
そんなことをしたら、
選挙前に大きなデモになりかねない。
そういえば、バンコクに行った際にも、
選挙期間だったため、
一定時間以降になると
アルコールの提供が一切禁止されていたことがあった。
時間制限ではなく終日禁止な分、
フィリピンの方がバンコクより厳重ということか。
日本では考えられないことだが、
酔って選挙がらみで揉めたりしないための対策らしい。
本来は選挙権のあるフィリピン人が対象なのだが、
判断のわずらわしさ等から基本的に種類の販売は控えられ、
飲食店でもお酒は飲めないことになる。
例外として指定された一部の店以外は。
南国のフィリピンは今日も暑い。
毎日がビール日和なのは間違いないので、
お酒を飲む週間がある人には、少しだけきついのかもしれない。
とは言え、
事前に買っておいて家で飲めば済む話ではあるが。
サンミゲルライトがフィリピンでは人気だが、
買いだめする人が多くなりそう。
国によって不思議な制度があるものだが、
選挙でアルコールの販売が禁止というのも
日本とは違う特徴の1つ。
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