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チェコ・ブルノ(Brno)のスピルバーグ城に行ってきた




どこかの世界的有名映画監督のような名前だが、スピルバーグ城というものがブルノの西側の丘の上にある。

首都プラハに次、チェコで2番目の人口を擁すのがブルノ。

ベカルシスカー通りとか、ベリソバ通りの北にあたるのがこのスピルバーグ城。

せっかくなので行ってみることにした。

道に迷うまでもなく、目に見えて丘が存在するので、そこに登っていくだけでいい。

途中で教会を見かけたの立ち寄ったりしながら、スピルバーグ城までやってきても、自分がどこに向かっているのか見失うことはない。

ただし、相変わらずブルノの町は道がグネグネとねじ曲がっているので、現在地についてはいまいちよくわからなくなっていた。

丘を登っていくと、飼い主がリードを外して放し飼いになっている大型犬2匹が戯れていた。

時折唸るような声を出すし、吠えたりもするので、あまり平和で心なごむ光景とは言えない。

あれだけの大型犬が何かの間違いで人間に襲ってくるようなことがあれば、大惨事になる。

ということで、スピルバーグ城がある方向と思われる道を外れて安全そうな方向へ、遠回りすることにした。

すると辺りは小鳥の鳴き声が聞こえ、とても長閑な光景に変わった。

とにかく緑が多く、ブルノの中心部とはまた違うし、東部の埃っぽさもない。

しかしながらこの日はとても暑く、まるで真夏のようだった。

これなら東南アジアの熱帯地方とたいして変わらないかもしれないと思ったが、よく思い出してみると、もし仮にバンコクでこうして30分とか1時間とか歩いていたら、熱中症で倒れかねない。

さすがにブルノが赤道近くの国と同等に暑いというのは、誇張しすぎだと気付いた。

それにしてもとても暑かったし、背中は汗でびっしょりになって、タンクトップと長袖のシャツが身体に張り付いてしまっていた。



スピルバーグ城内部へ

無事にスピルバーグ城について、逆Uの字型の門をくぐり、チケット売り場があったので、そこで90コルナを払って中に入ってみた。

スピルバーグ城がどのようなところであるのかという経緯や、歴史・変遷を学ばずにフラッとやってきてしまったので、実を言うと、何を見に来たのかもよくわかっていなかった。

そもそもスピルバーグ城は近くに来ると城壁に閉ざされて、かえって建物の全貌が見えず、とりあえず中に入って、後で丘の麓から全体を見渡そうと思っていた。

しかしながら、城という名前とは裏腹に、実際には要塞としての趣が濃く、豪華な装飾品や調度品はない。

質素というより、もはや荒れ放題の状態で、一部には当時の様子を再現した蝋人形や机も置かれていたが、それも悲惨な暮らしを再現しているかのようだった。

一方、スピルバーグ城の中はとてもひんやりとしていて、外とは気温差が少なくとも10度以上、おそらくは15度ぐらいあったと思われる。

暑さでフラフラだったのが、これまで体に張り付いていた汗が一気に冷えたことによって、今度は体の芯まで冷えそうになってきた。

一通りスピルバーグ城を見てから丘を降り、帰りにはカフェでサンデーを食べてから、鶏肉のラズベリーソースがけと、スタロプラメンというビールを飲んでHotel Royal Riccに戻った。


大切なことを

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