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マリオットのスターウッド買収でホテル業界再編が進む


セブのアヤラモールには隣接しているマリオットホテルがあり、以前セブ市内の不動産を視察に行った際には集合場所としても使っていた。

なにしろセブシティの中でも中心部とされるアヤラモール直結のホテルなので、利便性は抜群。

マクタン国際空港からは離れているものの、ビーチリゾートではなく、商業エリアの中では最も利便性の高いホテルといっても良いかもしれない。

そしてこのマリオットグループが大きな動きを見せている。

というのも、大型の買収に着手していることで、スターウッドホテルズの買収を11月16日に発表した。

参考:【日本経済新聞】米マリオットがシェラトン買収 世界最大チェーンに

スターウッドホテルズといってもあまりピンとこないかもしれないが、シェラトンやウェスティン・セントレジスといった高級ホテルを傘下においてあるグループであると言えば、その規模を予想できるはず。

スターウッドホテルズの場合、アメリカ国外に多くの拠点を持っており、8割以上が他国で展開しているホテルからの売り上げであるという。

それに対してマリオットの場合、売り上げの大半がアメリカ国内で発生しているので、バランスをとるためにスターウッドの買収に走ったとされている。

ちなみに、シェラトンやウェスティンを買収したかったのはマリオットばかりではなく、ハイアットや中国系の会社も参戦していたらしい。

マリオットの傘下には有名なリッツカールトンも入っており、ますます巨大化が進んでいくことになる。

個人的にはあまり市場が寡占のような状態になる事は好ましくないと思うし、特に高級ホテル業界はある程度数も限られているところがある。

もちろんリゾート地のように大規模展開をせずにこだわりの空間やおもてなしをしているところもあるが、高級ホテルチェーンという事になると数が限られてくるので、あまりにも業界を再編しすぎて1つのグループが巨大化しすぎるのは、利用者にとって望ましくないと思う。

もちろんそれぞれのカラーは残していくのだろうが、ブランドの名前を維持したところで、根幹の経営が一緒という事自体が競争力を弱めることになりかねないし、一利用者としては微妙なところ。

なお、セブの高級ホテルという事で考えてみると、先ほどのマリオットの他にもシャングリラ・マクタンアイランドリゾート&スパとか、プランテーションベイ、あるいはクリムゾンリゾート、ムーベンピック、ウォーターフロントセブシティ・マルコポーロプラザ等がある。

それ以外だとマンダリンプラザホテルとか、ベストウェスタンとか、ラディソンブルーとか、そこらへんがこれらに続くような位置づけになってくる。

セブの場合は、何しろビーチリゾートという特殊な事情があるので、都市部のホテルとはまた少々事情が違ってくる。

そういえば、バンコクのアソック駅を降りてからナナ方面に少し歩いていくとシェラトンがあるが、あそこも今後はマリオットホテルの傘下に入るということになるのだろう。

別段影響があるわけではないし、彼らが営業を取りやめるわけでもないので別にいいのだが、本当に世界は諸行無常でどんどん移り変わっていく。

その中で安定を求めること事態に無理があるというのは、ホテル業界ばかりではなく、多くの市場において共通して言える事なのだろう。

特に人口構成の激変とか、人工知能の発達等によって今後さまざまな変化が起きてくることは必須だし、それは業界を問わない。

そういった中でビジネスをし、生き残っていくことについて改めて考えさせられる案件だった。


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執筆者、伊田武蔵

「旅をするように暮らしたい」

そんな思いで2011年に
下見なしで海外移住後、
フィリピンとマレーシアで
コンドミニアムを借りて住む。

その後、
今後の移住先候補の視察のため、
各国を周り住環境の研究をしながら
2年9ヶ月のホテル暮らし。

1年間の台湾生活を経て、
現在はタイでの暮らしを満喫中。

フィリピン永住権と
マレーシアのリタイアメントビザ、
タイランドエリートを取得済み。

8カ国に資産分散。

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