フィリピンの携帯電話のSIMカード(SUN)が息絶えていた

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セブ島に移住して住み始めたので、以前にマニラで購入したスマホのSIMカードが使えるかどうか確認してみることにした。

フィリピンでのロングステイはセブ島が初めてではなく、マニラに1年間住んでいたこともあったので、その時にSUNという会社のSIMカードを使っていた。

フィリピンの携帯電話会社というと、SUNの他にも、スマートとグローブが有名企業として名を馳せている。

マニラを離れてから1年半ほど色々な国を周っていたが、途中でわざわざSIMカードを購入して、テザリング等を使う必要も感じず、そのままフィリピンのSIMをスマホに入れたまま放置しておいたので、フィリピンに入国してから、iPhoneの機内モードを解除して通常モードにしてみた。

さすがに1年半もチャージしていないプリペイドのSIMカードなので、使えないと予想はしていたが、案の定圏外の表示がされ、Skypeを通して自分の電話番号にかけてみたが、やはり繋がらない。

SIMカードの有効期限は、国や携帯会社にもよるが、だいたい3ヶ月から6ヶ月ぐらいと言われることが多い。

私の場合、マニラを離れてから一切フィリピンに入らなかったわけではなく、途中で必要に応じてプリペイドの分をチャージしたりしたこともあったが、おそらくそれも1年ほど前になってしまうので、SUNのSIMカードがすでに使えなくなっているのも、驚きはなかった。

日本と違い、SIMカードが単体で売られているため、簡単に電話番号を獲得することができ、別のSIMカードにすれば携帯番号を変えることができるので、プリペイドの入金がない状態でいつまでも放置しておくと、番号が埋まってしまうことになる。

そういった事態を防ぐため、携帯会社が一定期間経過後にSIMカードを凍結し、同じ番号を別の人に割り振るのは妥当な判断だろう。


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新しいSIMは必要か?

仕方がないので、またSUNなり、グローブやスマートでSIMカードを購入して、フィリピンで携帯電話を使える状態にしようかと一瞬考えた。

セブ島の空港で買う手もあったし、それ以外でもアヤラセンターとか、そういったショッピングモールでも購入は可能。

しかしながら、電話番号があっても邪魔になるので、購入は見送ることにした。

というのも、マニラにいる時もそうだったが、こちらから電話をかけることはほとんどなく、必要な連絡は原則としてメールで行っている。

そうなってくると発信をしないので、一度プリペイドでチャージした分が、3週間ほど経つと未使用のままで期限が切れて消えていく。

そして、いざ電話が必要な時になると、すでにそのチャージの分の期限が切れていて、またわざわざコンビニ等に行かなければいけないことになり、結局は二度手間。

そういったことを考えると、電話が必要な時であればSkypeクレジットを使った方が手っ取り早いし、そもそも電話がないと宣言してしまえば、思っていた以上に使う必要がないことが、この1年半ほどで証明された。

しかも好き勝手な時に電話がかかってくると邪魔なので、結局はiPhoneを機内モードにして、普段は受信できないように設定しておき、そのまま放置しておくという経緯になるのは目に見えており、いつの間にか受信不可な携帯電話になるのは、もはや確定路線と言ってもいい。

それであれば、わざわざSIMカードを購入して、新しい電話番号をもらう必要もないという結論に至った。

何しろセブ島に住み始めたとたんに電話が必要になるはずもなく、唯一の懸念材料だった賃貸コンドミニアムの契約の際にも、特に連絡先は求められなかったので、メールのみで仲介業者ともやりとりが可能。

ここら辺は不動産会社次第のところもあるが、幸いなことに私がお願いした会社は、そこら辺は柔軟に対応してもらえたので、余計な連絡先を増やす必要がなくて助かった。

ただし、レストランの予約の時には電話番号を求められることがあるので、Abaca RestaurantやシャングリラのAcquaのような格式が高めな店を利用する時に、少々不便になるかもしれない。


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