香港の小南国でクラブメンバーたちとディナー

HSBC香港は海外に資産分散する上で多くの日本人がまず最初に通る道だが、この口座開設をサポートしている会社の社長と、その日の午前中に口座開設してきたばかりのクラブメンバーたちと、小南国という上海料理の店で集まりディナーを食べる機会があった。

この店は尖沙咀の駅から西に行き、ハーバーシティの近く、北京ロードに面した位置にある。

尖沙咀から私は地上を歩いていったが、九龍公園を通ったりすることも出来るし、もっと道が分かりやすいという意味で言うと、地下道を通ってきたほうが入り口にたどり着きやすい。

近くにはグッチやブルガリの店舗があり、夜にはライトアップされていてとても綺麗だった。

小南国は2度目の来訪ということもあり、社長とクラブメンバーたちは駅で待ち合わせをしてやってきたようだが、私はそれとは別行動で現地集合にさせてもらった。

到着すると、既に一人だけ席についていて、窓際の円卓を確保できている事にうれしく思った。

中国語を教えている人だったので、その話を聞いたり深センでの生活やかつての広州での暮らしぶりについても話を聞いたりしていると、他のメンバーたちもやってきてオーダーという事になった。

10月はちょうど旬の上海蟹の季節という事だったので、上海蟹を注文してそれ以外にもきくらげとか豚肉や鶏肉、チンゲンサイ、エビ、サラダ、白身魚等々が並び、そこにチンタオビールを合わせることにした。

チンタオビールは自然光の下でとても映えるビンの色をしていて、屋台で食事をしている人がチンタオビールをビンで飲んでいると、緑に光がきらきらと光って思わず一杯飲みたくなる。

今回は香港の夜景とともに楽しむことになったが、これはこれで香港の楽しみ方としては乙なものだった。

そして、金融のプロの社長から上海蟹の食べ方のレッスンを受けつつ、2杯食べた。

さすがに旬のものだけあってとても美味しく、しかしながらカニ味噌をすすりながらビールを飲もうとするとジョッキが汚れるという悩ましい点もあった。

上海蟹を食べるときには手袋をした状態で食べることになるが、手袋はどろどろの状態になるので、それでそのままジョッキを掴んでしまうとその後が厄介なことになる。

目の前にビールがありながらそこに手を伸ばせないのは、少々辛いところでもあった。

そうこうしている内に、いつの間にか3時間以上が過ぎ、翌日にはクルージングも控えていたので寝不足で船酔いが酷くならないように早めにお開きということにした。

この小南国という店はドレスコードには特にうるさくはないらしく、サンダルでも入れたのでそこらへんはかしこまり過ぎていなくて助かったし、よく考えたら靴を持っていかないと入れなかった可能性もあるのでそこはほっとした。

いざとなったら近くで買ってくればいいと思っていたが、その手間がかからなかったのは幸いなところ。

それにしても、8時から外の景色がライトアップされるシンフォニー・オブ・ライツがあったはずだが全く気づかず、どうやら円卓を囲んでいた参加者全員がそのことに気づいていなかった模様である。

私もちょうど外の景色に背を向けるような姿勢になっていたので、完全に見逃してしまった。

以前にも何度か見ているので別にいいのだが、せっかくなら久しぶりに少しだけ見ておきたかった。


■小南国の基本情報
住所:香港 尖沙咀麼地道66號尖沙咀中心UG2層


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