バンコクのマクドナルドを見かけると
ドナルドが両手を合わせて合掌したポーズを取っていて、
タイに来たという感じがする。
この国は仏教国で、
街中にある寺院や祭壇のそばを通り過ぎる時に
拝むようにする人も多い。
そんな文化にマクドナルドも敬意を払ったらしい。
普段はふてぶてしく足を組んで
上半身をややのけぞらせるように座っていたりするドナルドも
タイにおいては敬虔な雰囲気を漂わせている。
ただし、見た目の不気味さを中和できるほどではない(笑)。
バンコクと言えば食の宝庫で、
美味しいタイ料理があるのは当然のこととして、
イタリアンやスペイン料理、インド料理、アラブ料理、
ベトナム料理、中国料理、韓国料理等も充実している。
さすがに世界各国から多数の旅行者・移住者を
毎年集めているだけのことはある。
海外在住の日本人に嬉しいのは
和食が世界トップクラスで充実していること。
以前に住んだフィリピン・マレーシアと比較しても
やはりタイの和食のレベルは異色。
特にプロンポン・トンロー・シーロムあたりは
その傾向が顕著。
そんな中で、マクドナルドに行く機会は決して多くない。
変わった姿のドナルドを見かけるぐらいで。
ただ、9バーツ(約35円)で売られているソフトクリームが
値段の割に濃厚で美味しいため、
これだけは例外。
ライバルのKFCが10バーツでソフトクリームを売っているので
この点において競争が働いているのだろう。
とは言え、バンコクは物価の上昇もそれなりに勢いがあるし、
スーパーのアイスと比べても安い。
客寄せのための価格設定というのもあるのだろう。
スコールが降ってきた時の時間つぶしの時にも、
濡れずに行けるマッサージ店がなかったり、
食事の直後でタイマッサージを受けるには満腹の時には
マクドナルドでソフトクリームを頼み、
雨をやり過ごすのに使わせてもらうこともある。
また、駅構内にスイーツ類専門の
小さな店舗が入っていることもある。
ただし、スカイトレインは飲食厳禁で、
プラットホームにもソフトクリームを持ち込めない。
そのため、ソフトクリームを食べながら
電車が来るのを待つのはアウト。
電車内に持ち込む気はなかったが、
プラットホームで食べようと思って自動改札を入ったら
警備の人に荷物チェックの前に食べ終わるように指示された。
タイに来てまでマクドナルドに是が非でも行きたいとは思わないが、
あれば役に立つのも事実。
土日で朝食の屋台がほとんど出ていない時に
朝マックで食事を取ったこともある。
久しぶりに食べるベーコンエッグマフィンは美味しかったが、
ピリピリした味が昔食べていた頃の印象よりジャンキーだった。
外食ばかりとは言え、
食べるものに気をつけるようになったので
多少舌が敏感になったのかもしれない。
なお、バンコクにおいては
フードコート等でも食べた後は片付ける必要がなく、
片付け専門の仕事の人がいるのが普通。
ただし、マクドナルドは基本的にセルフサービスで
トレーを下げてゴミを捨てるところまで
各自でやることになっている。
つまり、この点においては日本と同じシステム。
日本にはないメニューも多数
同じマクドナルドでも国によってメニューは違うもので、
タイの場合に特徴的なのはライスメニュー。
マクドナルドと言えばハンバーガーだが、
実はバンコクにおいてはご飯と肉、目玉焼きといった
イメージとは違ったメニューもある。
もちろんハンバーガー類もあるのだが、
ライスには驚いた。
さらに、KFCと間違いそうなフライドチキンも。
これも対抗意識なのだろうか?
ちなみに、ハンバーガーだとサムライポークバーガーも。
最初に見かけてから、
かれこれ数年がたっている気がする。
タイは海外の例に漏れず、
侍や忍者が好きなお国柄で、
チェンマイには忍者ラーメンという店も見かけた。
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