![祠](https://ijuusya.com/tz6IMG_0546.jpg)
バンコクをはじめとして
タイには良いところが多くあるが、
悪いところも若干ながら存在する。
とは言え、毎年多くの旅行者を集め、
リタイア層に限らず外国人移住者も多数住む街。
魅力がないわけがない。
私自身、繰り返しタイを訪れ、
バンコクを中心にチェンマイ、チェンライ、
プーケット、アユタヤ、ウドンタニ等を訪れてきた。
来年にはビザを取得して住むことも検討している。
そんなタイの良いところと悪いところを
ピックアップしてみた。
食べ物が美味しく、種類が多い
![イサーン料理](https://ijuusya.com/tz6IMG_2713.jpg)
タイ料理は世界中で人気で、
ヨーロッパや北米でもよく目にする。
東南アジアの中でも国としてのブランドが
もっとも強いのはおそらくタイだろう。
ただし、トムヤムクン、カオソーイ、ソムタム等
癖が強い料理が多いのも事実。
そのため、好き嫌いが分かれる部分がある。
タイの良いところは食の多様性が確立されており、
特に首都バンコクは大都市だけあって
各国の料理を楽しむことができる。
先日はバルセロナ・ガウディという
いかにもな名前のスペイン料理の店に行ってきたが
本格的な味だった。
他にもイタリアンも美味しいし、
欧米人が多いだけあって彼ら好みのバーも多数。
日本人からすると、
和食のレベルも異常に高い。
私は海外居住者なので
バンコクに行くと和食を思わず補給してしまう。
トンローやシーロム界隈には多数の和食レストランがあり、
質・量ともに東南アジアの中でもナンバーワンだろう。
他にもインド料理、中国料理、韓国料理、メキシコ料理等
各国の料理を楽しむことができる。
食べるものに困らない国。
文化的なレベルが高い
![チェンマイ](https://ijuusya.com/uuIMG_1736.jpg)
バンコクは大都会だが、
それでも街中に緑を見かける。
これはルンピニー公園やチャトゥチャック公園、
ベンチャシリ公園のような大きな公園ばかりではなく、
道端にも緑や花が多い。
東南アジアの文化的な成熟度と
街中の植物の量には相関関係があると個人的に分析していて、
タイは精神性や対人関係等を見ても
文化度が高いように感じる。
経済だけ強くなっても
国民性に問題がある国も存在する中、
タイは人々の気質自体が魅力になっている。
治安が良くて安全
![警備員](https://ijuusya.com/tz6IMG_2840.jpg)
日本に比べると多少の問題はあるものの、
基本的にタイは安全な国。
バンコクでは同一人物と思われる
アラブ系の両替詐欺師が頻繁に出没していて、
日本人向けに活動していたりはするが。
その他にもタクシーやトゥクトゥクでトラブルがあるとか、
地下鉄でスリにあったとか、
そういった話はある。
そのため、手放しに気を抜くのはお勧めしないが、
海外の中ではタイが安全なのは事実。
むしろ一部の先進国の大都市、
たとえばニューヨーク、ロンドン、パリ、ミュンヘンあたりより
バンコクの方が治安面では安心感を覚える。
これは地下鉄に乗っている時に特に感じることで、
ニューヨークのような荒んだ空気感がない。
これは旅行者にとっても、移住者にとっても心強い。
いくら面白い街でも、
やはり治安が悪い街は緊張して疲れるので。
なお、バンコク以外のチェンマイやプーケットに行くと
さらに治安は良くなる傾向にある。
ただし、地方でもマレーシアとの国境沿い付近は
イスラム勢力によるテロが頻発しており、
うかつに近づかない方が無難。
交通が便利
![BTS](https://ijuusya.com/tz6IMG_0984.jpg)
東南アジアの首都と言えば
都市計画がないままに大都市に成長してしまい、
慢性的な渋滞に悩まされているのがセオリー。
これは人口700万人を越えるバンコクも例外ではない。
一度夜中にドンムアン空港に到着し、
ガラガラの道をトンローまでタクシーで行ったら
普段の半分以下の時間で到着して驚いたことがある。
渋滞さえなければ、こんなに近かったとは。
ただ、車での交通事情は良くないにしても、
スカイトレインと地下鉄が用意されているバンコクは
快適に移動しやすい。
これは本当に良いところで、
マレーシアのようにタクシーの運転手が
次々にトラブルを起こす国に住んでいた身としては嬉しい。
ストレスフリーな移動ができるとは。
日本のように地下鉄網が
細かく張り巡らされているわけではないが、
それでも移動の多くに電車が使える。
そして、車内はとても涼しい、
というよりもむしろ寒いので
5駅以上乗る時は羽織るものがあった方がいいかもしれない。
スカイトレインは降りる時に
車内と街中の気温差でメガネが曇る(笑)。
英語が通じない
![タイの人々](https://ijuusya.com/tz6IMG_1542.jpg)
ここまではタイの良いところを見てきたが、
悪いところも当然存在する。
たとえば、英語が通じずに不便な思いをするのはその一例。
バンコクは外国人観光客も多い街なので、
レストランでもある程度英語が通じそうなもの。
先日はベトナム中部で3ヶ月過ごしてから
バンコク入りしてきた。
その結果として感じるのは、
やはりタイ人の英語力は外国人向けの店でも低い。
ベトナムのレストランでは英語を話せる人が多かったが、
タイに来るとそうではない。
それでもどうにか暮らせるものだが、
やはり英語が通じる方がコミュニケーションの幅が広がるし、
円滑になるのも事実。
とにかく人が多い
![市場](https://ijuusya.com/tz5IMG_9562.jpg)
バンコクは人口が密集しているため、
どこに行っても人がガヤガヤしている。
もちろん地方に行けば話は変わるので、
タイの中でも場所による部分は大きいが。
ただし、バンコクから香港に行くと
さらに人口密集度が高まった感じはした。
そして香港から台湾に来た今は、
それなりに落ち着いた人口密度。
個人的には、あまり人が多すぎるのは好きではない。
とは言え、海外で利便性の高い街に住もうとすると
おのずと人口密度は高くなるのだが。
料理が辛い・癖が強い
![唐辛子](https://ijuusya.com/tz6IMG_0246.jpg)
タイ料理はプラス材料でもマイナス材料でもあり、
苦手な人にはタイの悪いところでもあるだろう。
ただし、タイスキ(鍋)やガイヤーン(鳥の丸焼き)、
パッタイ(麺料理)のように
あまり辛くなく、癖が少ないものもある。
そういったものを選ぶのも手。
なお、朝食の際に屋台で辛くなさそうな野菜を選んだら
口に入れた瞬間口の中が火事になったように激辛だったことも。
赤い唐辛子はもちろん警戒が必要だが、
野菜本来の緑だからといって
安全とは限らないのは恐ろしい(笑)。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
![](https://ijuusya.com/wp-content/uploads/m12_142017.jpg)
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
![](https://ijuusya.com/immigrate-book.jpg)
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
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