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ベトナムの永住権が周辺の新興国とスタンスが違って面白い


ベトナム移住の可能性を探るため、
南部から北部までの主要都市をすべて縦断したり、
その後3ヶ月の観光ビザを取得して
下見を行ったりした。



そこでビザの情報も集めたが、
永住権については東南アジアの新興国としては
珍しい姿勢を採っている。

そこから外国人へのベトナムの姿勢も見えてきて興味深い。



ありがちな新興国のスタンス


新興国として一般的なのは、
現地にお金を落としてくれる外国人移住者を募集するもの。

永住権やリタイアメントビザのハードルを低くして、
容易に実現できるように環境を整えている国も多い。

たとえば、私が取得したフィリピンの永住権、クオータビザ。

こちらは5万USドルをフィリピンに海外から送金すれば、
その後にお金を国外に引き出して問題なかった。

つまり、預託金すら要らない。


あるいは、フィリピンの永住権の前に取った
マレーシアのリタイアメントビザ、MM2H。

こちらは年齢によって条件が異なるが、
私のように50歳未満だと50万リンギットの資産と
30万リンギットの現地での定期預金が必要とされる。

30万リンギットがおよそ850万円で、
このお金は教育や投資、葬儀等の
一部の例外を除いて引き出せない。


フィリピンもマレーシアも
最近は永住権やリタイアメントビザのハードルを
厳しくする方向に動き出しているが、
その金額で求めているレベルがうかがえる。

最初のうちは大してお金を持っていない外国人でも
現地の経済力から見れば上客。

しかし、国が発展してくれば、
貧乏な日本人を受け入れても仕方なくなっていく。

現地に落とす金額として求められる額も上昇するし、
それに応じてビザの基準も上がる。


ワーカービザと違って、
永住権は働かない人にも発給されるわけなので、
仕事以外でその国への貢献が期待できる人にしか
渡す意味がない。

余計な外国人を自国に住まわせる義理はないのだから。

これは新興国であっても同じこと。

ただし、ベトナムはフィリピンやマレーシア等の
多くの東南アジアの国々とは異なる姿勢を見せている。



一線を画すベトナムのスタンス


ベトナムの永住権を取るには、
ベトナム人との国際結婚をした場合のように
クリアするのが困難な限られた条件を課せられる。

日本人がベトナムの永住権を取得するなら、
国際結婚が現実的な道。

この場合、3年ごとの更新となる。


しかし、移住したいから結婚する人はなかなかいないだろうし、
現実的にはハードルが厳しい。

実際、外務省領事局政策課が発表した
海外在留邦人実態調査によると、
ベトナムには1万7,000人以上の日本人が住んでいる。

ホーチミンにはレタントン、
ハノイにはキムマーやハイバーチュンエリアに日本人街もある。

これだけの日本人が住んでいる一方、
永住者は250人を下回る。


つまり、駐在員や現地就職等で働く人材は欲しいが、
不用意に永住権を出すことには慎重なのがベトナム。

タイもこれに近い部分があり、
リタイアメントビザは50歳の年齢要件さえ満たせば
世界的に見てもゆるい条件である一方、
永住権は結婚や一定期間の就労期間がある人限定で
抽選を受けられるというもの。

それでもベトナムよりはハードルが低め。

ベトナムの場合、
住むだけの外国人ではなく、
より直接的に貢献してくれる外国人を求めている姿勢が見えてくる。



ベトナムの居住環境はどうなのか?


住環境を視察するため、
南部のホーチミンを起点に、
中部のダナン・フエ、
北部のハノイと縦断してみた。

その結果、候補に上がったのは中部。

ホーチミンはタンソンニャット国際空港が
市内から近いのが利点ではあるものの、
市内は雑然として騒がしく、
バンコクやクアラルンプールと比べて利便性も低い。

一方、中部と北部は冬の時期に涼しくなり、
日本の秋ぐらいの気候になる。

この点は住環境として有利な点。


ハノイはノイバイ国際空港が市内から遠く、
渋滞含めて1時間半ほどかかることも。

特にメリットがあるようには思えず、
住みたいと感じる要素がなかった。

そこで中部エリアに注目し、
ベトナム縦断の旅の翌年、
3ヶ月の観光ビザを取ってロングステイしてみた。

滞在先はダナンから始まり、
陸路でホイアンとフエに移動。

途中でダナンで仕事をする日本人と会ったりしながら、
現地事情を調べてきた。


ダナンはホーチミン・ハノイに続いて
ベトナムで人口も経済規模も3番目の街。

ただし、それはハン川近くのダウンタウンで、
ミーケビーチ近くまで来るとのどか。

ホイアンやフエは小さな町で、
静かに暮らすのに適しているかと思った。

しかし、実際はベトナムの建物は防音性能が低く、
そこら中で鳴らされるクラクションで常にうるさい。

ダナンに住んでいる人に聞いても、
やはりコンドミニアムも同様に壁が薄いとのこと。

また、雨季が半年近く続き、
バスルームどころかリビングの壁にまで
カビが生えてしまうほどと言う。


静かな暮らしには程遠く、
一方でベトナム中部は利便性も低い。

ホーチミンやハノイではコンビニも頻繁に見かけるが、
ダナンやホイアンでは見かけることがなく、
フエで2軒ほど見つけただけ。

ミネラルウォーターを買うときも個人商店に行くことになるが、
外国人価格で足元を見られることになる。

生活していくとなると、
かなりストレスが溜まるだろう。


道路の整備も進んでいないので
雨の日には靴が泥だらけに汚れる。

冬の気候が過ごしやすいことを除くと、
ベトナム中部に住むメリットも感じず、
移住先としての候補からは外すことにした。



大切なことを

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

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執筆者、伊田武蔵
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