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ベトナムで初めてマイリンタクシーとバイクタクシーに乗ってみた




ホーチミンのファングーラオ通りからドンコイ通りまで移動するため、マイリンタクシーかビナサンタクシーというベトナムのなかでは評判のいいタクシーを探していたが、結局それよりも先にバイクタクシーに声をかけられたので、そちらに乗ってみることにした。

ホーチミン在住の日本人の知人の話では、車よりもバイクのほうが圧倒的に速いとのこと。

大通りの場合、右側がバイク専用のレーンになっていて小回りもきくので、確かに車よりもスピーディに機動的に動き回ることができる感じがする。

料金は4万ドンということで、片道200円程度。

値切ればもっと安くなるであろうことは見当はつくが、もともとが小さな金額なので、価格交渉をせずそのまま走ってもらうことにした。

ファングーラオ通りでヘルメットを渡されて、それを被るように促されたが、ここはベトナムとタイで制度が違う点。

タイの場合は、バイクタクシーに乗る時にはヘルメットを着用しない。

当然ながらヘルメットを装着したほうが、いざ事故を起こした時には頭部が守られて安全だが、なにしろ渡されたのがずいぶんと古びたヘルメットで、あごの下で止める紐の部分がかなりボロボロになっていた。

ベトナム人の性格を考えるとまめに手入れをしているとは考え難く、正直衛生的にも安全なのか、不安が残り、かぶりたくはないものの、ここまできたらしかたがないということで思い切って着用した。

そういえば数年前に、ブラジルの格闘家の間で感染する皮膚病が流行ったという話を聞いたことがある。

ブラジルといえばブラジリアン柔術の本場なので、寝技でお互いの頭がぶつかったりこすりつけられたりすることがあり、練習後に頭を洗っていればいいが、シャワーが備え付けられていないような場合はジムの中で感染が広がる。

さらには対外試合でほかの道場の選手にも伝染り、海外から修行にやってきた人が皮膚病を頭に宿した状態で自分の国に帰って、今度は自分の所属するジムの中で広めるという経路で、国際的に広がってしまったらしい。

もしそういった病気がベトナムに持ち込まれたら、バイクタクシーのヘルメットを介して爆発的に広がってしまうのではないかと懸念していたら、なんだかドンコイ通りにつく前に、Liberty Hotel Saigon Parkviewに引き返して頭を洗いたくなった。

なんにしても、バイクタクシーでの移動は特に問題が起こることもなく、マレーシアの一部のタクシーの運転手ように、到着してからなぜか突然料金をあげてきたりとか、わけのわからない言いがかりをつけられることもなく、当初の話通り4万ドンを支払いお別れとなった。

帰りの移動もあるのかと聞かれたので、それはないと答えると、そのまま別の乗客を求めてバイクタクシーの運転手は走り去った。

それからしばらくドンコイ通りとその周辺をウロウロして、ベトナムでは初めてとなるマッサージを受けてみた。

その後、サイゴン中央郵便局を見かけたので入ってみたり、サイゴン大教会やサイゴンオペラを発見したり、サイゴン川を眺めたり食事をしたりしてから、再びファングーラオ通りにあるホテルに戻ることにした。

ドンコイ通りからは少し離れた小さな通りに行っていたのだが、バイクタクシーがあるにはあった。

しかしながらなんというか、運転手の人相が怪しいというか、いまいち信用できない感じがしたので、少々苦労したがマイリンタクシーかビナサンタクシーを探すことにした。



マイリンタクシーに初乗車

結果として先に見つかったのがマイリンタクシーで、ホテルの名刺を出すが、どうも話が通じない。

ベトナムのタクシーでは英語がほとんど通じないという話は聞いていたが、どうやら本当らしい。

しかたないので、今度は地図を見せてみたがベトナム語でなにかぶつぶつ言っていて、文句を言っているように見受けられる。

場所を知っているかと確認するが、なにしろ英語が通じないので、それに対しても返答は返ってこない。

しかたないので諦めてほかのタクシーを探そうかと思ったところで走り出した。

まだホーチミンの土地勘がつかめていないので、別の道を行ってしまっても、こちらではわからない。

少々不安もあったが、結果的にスムーズに到着した。

ドンコイ通りよりもやや目的地のファングーラオ通りに近い位置でタクシーを拾ったが、片道1万8000ドン、日本円では90円程度だった。

ベトナムのタクシーはタイと比べても安いが、評判は悪い。

とくにビナサンタクシーとマイリンタクシー以外はぼったくりが横行していると聞くので、近隣諸国と比べて料金は多少安くても、それを補ってあまりあるだけのデメリットがある印象。

しかしながら、こうしてマイリンタクシーでのデビューは無事に果たすことができたし、テト(旧正月)の期間中ということもあり、渋滞に巻き込まれずに済んだ。

ホーチミンでは一応地下鉄が建設中であるが、とても短い区間ということだし、まだ実際に完成しているわけではないので、おのずと交通はタクシー頼みということになる。

現地在住の人に話を聞いても、マイリンタクシーとビナサンタクシーであれば、それほどトラブルは多くないということなので、ベトナムを縦断している間には、たびたびお世話になりそう。


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執筆者、伊田武蔵

「旅をするように暮らしたい」

そんな思いで2011年に
下見なしで海外移住後、
フィリピンとマレーシアで
コンドミニアムを借りて住む。

その後、
今後の移住先候補の視察のため、
各国を周り住環境の研究をしながら
2年9ヶ月のホテル暮らし。

1年間の台湾生活を経て、
現在はタイでの暮らしを満喫中。

フィリピン永住権と
マレーシアのリタイアメントビザ、
タイランドエリートを取得済み。

8カ国に資産分散。

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