ダナン・ホイアンに続いて
フエを残すのみとなった。
すでに入国から2ヶ月以上が経ち、
残すところ1ヶ月弱。
3ヶ月の観光ビザ(シングル)を取得したので、
通常の14日に比べるとずいぶん日程に余裕がある。
むしろ地元のベトナム人からみると、
ホイアンに長く逗留していることはレアらしく、
トゥボン川沿いのレストランやバーで
頻繁に再訪を気づかれる。
最近はバハマ・ママというカクテルにはまっているが、
それを出す店は一切そうした反応がないのが
ある意味で心地いい。
余計な気遣いがなくて楽なので。
一方、観光客で夜はごった返すテト(旧正月)中で、
ハッピーアワーのカクテル2杯目無料サービスを
停止している店なのに
顔なじみということでいつもどおりにしてくれたりといった
便宜を図ってもらえた部分も。
ベトナムで顔を覚えられてもメリットはなさそうに思っていたが、
そうでもなかったらしい。
Nhan’s KitchenやBaba’s Kitchen等、
美味しい店をいくつか見つけられたし、
雰囲気の良い店はトゥボン川沿いに無数にある。
滞在が長くなると洗濯物もたまってくるので、
トゥボン川の向かいにあるバーで
ランドリーサービスをやっているという張り紙を見つけ、
頼んでみた。
同じベトナムでもフエで頼んだ時とは違い、
毎回約束の日時には仕上がっている。
時々誰もいなかったり、
事情が分かる人がなかなか出てこなかったりすることはあるが、
ここがベトナムであることを考えれば仕方ないだろう。
ちなみに、服を預けても引換証も何も渡されないので、
担当者のおじいさんに「知らない」と言い張られたら、
こちらとしては証拠が何もないという怖い状況。
トラブルになることはなかったものの、
いい加減な商売なのがよく分かる。
コンビニがなくてミネラルウォーターの価格が
店によって5割増しになったり、
面倒なこともホイアンでは多い。
これはハノイやホーチミンとは異なるところ。
もちろん、提示されるのは
外国人観光客向けにぼったくった価格。
とは言え、元々の物価が安く、
特にカクテルは極端に安い。
500ccのバケットカクテルが8万ドン、
400円程度。
バハマ・ママ以外にも、
モヒート等の様々なカクテルを日々飲んでいる。
ついでにグラス25円のあやしげなビールも飲んでみたが、
炭酸が薄い感じがした。
おそらく自家製のビールなのだろう。
安いのはメリットだが、
普通にLARUEや333を飲むほうが美味しかった。
ホテル代も安く、
ホイアンで5000円で泊まれる部屋は、
香港なら3万円程度の部屋に相当する。
その分、サービスはいい加減だし、
時には清掃中のスタッフが歌いながら仕事をしていて、
うるさく感じることも。
滞在費について言えば、
水のような細かな部分で余分に出費しても、
ホテル代や飲食費が安いため、
結果的に生活費が安くつく。
ただし、ベトナムの通貨のドンは
桁が大きくて分かりづらい。
ホイアンのATMで
2万円分をおろしたつもりが2,000円だったことも。
なお、銀行によっても手数料が異なり、
多くの場合は5万ドンだが、
ACBバンクは35,000ドンで
下ろせる上限が30万ドンなのも表示されて親切だった。
ホイアンは人口密度が低く、
高層ビルも見当たらない。
しかし、クラクション等で静かとはとても言えず、
しかも2週間ほど泊まっていたホテルで
通りに面したうるさい部屋に替えられていたことが判明。
向こうはアップグレードのつもりだったらしいが、
朝方から騒音がひどいので
元の部屋に戻してもらおうとしたら、
満室らしい。
そんなこともあり、
もっと延ばそうとしていたホイアン滞在に終止符を打ち、
エクスペディアで残りの予約をキャンセルして
フエに旅立つことにした。
名物の日本橋は気づかずに最初にニアミスしていたし、
ホイアン滞在中に繰り返し渡った。
もはや感慨深い場所というより、
単なる通り道と化してしまった。
孔子廟の近くでは
結婚式と思われる集まりに遭遇し、
幸せな空気に包まれていた。
余談だが、
ホテルのベッドに足をぶつけてしまい、
まさかの出血。
限りなく名誉から程遠い負傷(笑)。
そして、フエに向けて長距離バスを待っていたら、
するっと足元を通り抜けた野良犬に驚いて
手からiphoneが滑り落ちた。
静かに真下に落下したiphoneだが、
始めて液晶が割れた。
これまでも幾度となく落としてきたが、
明確な故障は始めて。
気泡が入ったために
表面のフィルムを剥がしてしまったのがまずかったらしい。
地味な落下で画面右上部分が壊れてしまった。
仕方ないので、
ベトナムの後でタイに寄った時にでも
新調することにしよう。
今回の旅のルートは、
フエのフバイ空港からホーチミンのタンソンニャット国際空港経由で
バンコク入りして終了。
もうじき終わりが近づいている。
フエを訪れるのは二度目だが、
Le Parfumには再訪したい。
まだ時間は充分あるので、
トゥドゥック帝陵やカイディン帝陵を訪れたり、
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