Amazonで本屋大賞の本を買っていたら29冊になってしまった


ここ数年間で本屋大賞のベスト10に入っていた本の中から、まだ未読のもので気になる本をいくつか取り寄せてみようと思っていたら、関連書籍でサジェストされたものも含め、いつの間にか29冊になってしまった。

普段からAmazonで本を買うときに10冊以上になることは日常茶飯事だが、さすがに29冊という数はかなり多い部類になる。

しかも今回は1冊も例外なく全てが小説なので、ここまで純粋に小説だけを大量に買い込む事のも中々レア。

普段は本を読むときにビジネス書や小説・学術書等を出来るだけバランスよく読むようにしているので、これだけ大量の小説があると読み終わるにはかなり時間がかかりそう。

しかも私の場合、目が悪いため速読は出来ず、読むスピードは決して早くないのでなおさら。

とはいえ、逆に言えば当面の楽しみを確保できたことになるので、その点はとても心強いところ。

ちなみに今回購入した29冊は以下のとおり。

長岡弘樹の教場、大島真寿美のピエタ、横山秀夫の64、小川洋子の人質の朗読会、中村文則の去年の冬、きみと別れ、三浦しをんの舟を編む、奥泉光のシューマンの指、万城目学の偉大なる、しゅららぼん、梓崎優の叫びと祈り、沼田まほかるのユリゴコロ、川村元気の世界から猫が消えたなら、柚木麻子のランチのアッコちゃん、窪美澄のふがいない僕は空を見た・晴天の迷いクジラ、中脇初枝のきみはいい子、いとうせいこうの想像ラジオ、辻村深月の島はぼくらと、原田マハの楽園のカンヴァス、中田永一のくちびるに歌を、有川浩のキケン、高野和明のジェノサイド、伊坂幸太郎の仙台ぐらし・ガソリン生活・オー!ファーザー・ジャイロスコープ、有川浩のストーリー・セラー、宮下奈都の誰かが足りない、木皿泉の昨夜のカレー、明日のパン、月村了衛の土漠の花。


すべて電子書籍で

ちなみに私が住んでいるのはセブなので、Amazonもそこに送ってくれるわけではなく、さらに言えば紙の本を送られても書籍を保管するスペースだけでも確保するのが大変だし、まして他の国に移住したり、また非定住生活を再開するときには荷物になって邪魔になってしまう。

そこで最初からスキャポンという自炊代行業者にお願いして、電子データだけを送ってもらうことにしている。

つまりAmazonの場合は購入した書店も違うので、いくつかのところから送られてくるが、その送付先の住所としてスキャポンに指定された住所を記載しておき、最初から現物の本は私の手元に届かないようにしておく。

これであれば海外に住んでいようと関係がない。

あとは本を裁断し自炊してくれるのはスキャポン側になるので、私としてはただ電子データが届くのを待つだけとなる。

こうしておく事のメリットとしては、本を紙の束として重くてかさばる状態ではなく、電子データに出来るため、ハードディスクに入れてしまえばいくらでも持ち運びが可能であるという事や、データさえ飛ばなければ経年劣化がないということ。

海外に住んでいても問題なく受け取れること、といったありがたい点が上げられる。

このような方法をとることによって、世界のどこにいても日本語で書かれた書籍を楽しむことが出来るし、もともと紙の本が好きな私ではあるが、IPadで本を読む習慣も出来たのでそれはそれで助かっている。


紙の本にもメリットは有るが・・・

もっとも紙の本の場合、いざという時に盗まれても大きな損失にならないし、IPadに比べると重さも軽いこともあり、こういった携帯性の高さはメリットとして存在している。

しかしながら、たとえ日本に一時帰国したときでも、もう本を買って持ち帰ってくることはなく、やはり電子データに収束させてしまうのがわかりやすいという結論に至っている。

それにしても、結局Amazonで購入すると、本の価格自体は安くても、いつのまにか送料がかなり大きくなる。

小説なのでそこまでページ数が多くないとはいえ、400ページを超えるような書籍もちらほらとあったので意外と自炊の金額も大きくなり、なんだかんだでそこそこの金額になっていた。

もっとも、そんなことを気にせずにいくらでも本を買えるのも、独立してサラリーマンのときよりも経済状態が大きく改善された喜びを感じる一幕であったりする。


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