チェンマイ滞在は雨季でも差し支えなかった




東南アジアでは、ありがちな話ではあるが、チェンマイも雨季に訪れても、極端に不便に思ったりするようなことはなかったし、ある意味ではこの時期がベストシーズンなのではないかと思う部分もあった。

というのも、タイの乾季というのは非常に暑く、チェンマイはバンコクよりも緑が多い分だけ、アスファルトが熱を維持して、もやもやとした熱気が一日中続くということはないが、それでも日本よりずっと南にあるだけあって、一年を通して気温は高め。

しかしながら、日差しさえないと随分と涼しくなるのは、この辺り一帯の共通の特長。

例えば、以前に住んでいたフィリピンやマレーシアについても、同じことが言えた。

その為、雨季のチェンマイというのは、曇っていたり雨が降っていたりで、かんかん照りということは少なく、おかげでかなり涼しい。

日によっては、Tシャツ1枚では少々肌寒さを感じる時間帯すらあるほど。

そうなってくると、暑さの中で観光するよりは、随分と体が楽だし、ベストシーズンと言えるかどうかはともかくとして、一般的に言われている雨季よりも乾季の方が、過ごしやすいとか、観光に便利というのも、必ずしも真実ではない。

しかも日本の梅雨と違って、チェンマイの雨季というのは、一日中雨が降っていることはほぼない。

私が3週間滞在したうちでも、2日だけは雨季らしい天気で、昼過ぎにスコールが降ってきて、傘があっても外を歩けないぐらいの天気にはなったものの、それ自体は15分から20分ほどで止んで、その後も断続的にパラパラと降ったり、少しの間止んだりといった天気を繰り返していた。

これも2日だけの話で、それ以外の日というのは、1日の中で1時間とか2時間とか降る時間帯があるだけで、基本的には曇っているか晴れているかのどちらか。

そう考えてみると、雨さえしのげるような場所を見つければ、チェンマイの観光をしていても困らないし、ましてやホテルやコンドミニアム等で、滞在をしている分には、大きな支障が出ることもない。

チェンマイの町中であれば、カフェやマッサージ店が多いので、そういったところに避難すれば、スコールを避けることはできるし、1時間タイ式マッサージや、フットマッサージ等を受けていれば、それで大抵の場合は止むし、強烈なスコールというのは、それだけの時間を持つことはほとんどないので、仮に完全に雨が止んでいなくても、小降りにはなっている。

そして、意外なことにチェンマイというのは、おしゃれなカフェが時々見つかるので、そういったところで、伸び伸びとお茶を飲むというのも一つの方法。

私はどこに行くにも、パソコンかiPadを持ち歩くようにしている。

そうすれば好きな時に読書をしたり、漫画を読んだりすることができるので、とても助かることになる。

チェンマイには、うさぎカフェがあったりもするので、そういったところで一休みしていると、時間を忘れてしまう。

また、映画館などもあるので、海外であえて映画を見てみるという、ちょっとした変わった体験をしてみるのも、面白いかもしれない。

特にチェンマイ中心部であれば、カフェかマッサージ店というのが、至るところにあるので、そこら辺を使うのが手っ取り早いところ。

涼しい時間帯に、観光に行くのもいいが、お寺が閉まっていたり、暗くなってくると境内にいる犬が、襲い掛かってくることもあるので、そういったことを考えると、やはり観光は日中の方が便利ということになる。



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執筆者、伊田武蔵
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