ダナン空港と市内のアクセス方法。面倒な問題も


ダナンのビーチ沿いから空港までタクシーで移動したが、マイリンタクシーを使ったところ、特に費用をぼったくられたり妙な交渉をしてきたりすることもなく、普通にメーターで移動することができた。

ベトナムといえばタクシーの評判が非常に悪いが、ホーチミン、フエ、ダナンのいずれの街でも、これといったトラブルに見舞われることはなく、マイリンタクシーやピナサンタクシーといった評判のいい会社を使っている限りでは特に問題が起きていない。

ミーケ−ビーチ近くのParacel Danang Hotelから空港までのタクシーでの所要時間は15分足らずで、金額的には500円〜600円程度だった。

海沿いではなく、ドラゴンブリッジ等の橋がかかるハン川付近の市内中心部なら、ダナン国際空港までの距離はさらに近くなる。


ダナンはベトナムの中では3つ目の規模の都市ということで、ホーチミン、ハノイに次ぐ街ということになる。

確かに実際に来てみて思ったのは、高層ビルがそこそこには建っているし、タイの第二の都市であるチェンマイや、マレーシアで3番目に人口の多いイポーに比べれば現代的な街という風に感じる。

そしてそこからハノイのノイバイ国際空港まで飛んだのだが、ダナンが空港までのアクセスが異常なまでに良いのに対して、ハノイはその真逆で、渋滞には巻き込まれるし、そもそもの距離が遠いし、市内のホテルまで1時間半近くかかり、随分と格差を感じた。

ホーチミンのタンソンニャット国際空港も市内までのアクセスはかなり良かったが、ハノイだけは市内まで行くだけで一苦労という印象。

ハノイにいる間には体調を崩してしまい、充分に街を見て回ることができなかったが、おそらくもう一度改めて訪れることはないのではないかと思う。

もっともベトナムの中部には再び来ることになるだろうから、その時にはホーチミンかハノイを経由することになるため、空港自体は通り過ぎるかもしれないが、わざわざ街の中心部まで行くのは気が進まない。


空港を重視した都市設計

ダナンについてはホイアンに行くための足掛かりとして、また来年あたりには来ることになりそうだが、その時には今回訪れたミーケビーチだけではなく、ノンヌォックビーチもできれば行ってみたいし、五行山もホイアンへ行く途中に立ち寄れればと思っている。

できればダナンでもまた一泊か二泊くらいしてビーチで昼寝をしたりもしたいが、そう思えるのもやはり市内まで10分程度というアクセスの良好さが後押ししてくれている。

現代の都市づくりのなかで、空港を中心にして街を作っていくというコンセプトを標榜している街もあるが、ダナンもまさにこの条件を満たしている。

空港から街中までのアクセスが楽なので、ホイアンやフエといった観光地への通り道で終わらせてもいい存在である一方で、せっかくだから立ち寄ろうと思わせてくれる要素も盛り込まれている。

逆にダナン空港から市内までタクシーで一時間かかるとしたら、直接空港からホイアン、フエに行くほうが効率的なので、迷わず空港だけ利用して街には行かないだろう。

そう考えると、ダナンという街はコンパクトでうまく作られているし、長居するほどの魅力は感じないものの、交通の要所としてはなかなか面白い存在になっている。

次のハノイで今回のベトナム北上の旅は一旦終了となるが、今回はなかなか収穫の多い旅となった。

一年後にはビザを取ってしばらくロングステイをしようかと考えているが、これは今回の旅の前には想定もしていなかったことだったので、嬉しい誤算となっている。


ダナン国際空港から市内へのアクセスは問題も


上記の記事を書いてから半年以上が経過し、再びベトナムへ飛んだ。

今回は香港からダナン国際空港へ行き、そこからミーケービーチまでタクシーを使って移動。

その後、何日か泊まった後でホイアンとフエに足を伸ばす予定でいる。

3ヶ月の滞在が可能な観光ビザを空港で取得したこともあり、出てきた時には無事にひと仕事終えた気分だった。

そこで気が緩んだのと、そもそも市内までのタクシー代の相場を忘れていたので、呼び込みが提示した17ドルが高いとは思いながらも、交渉が面倒で飲んでしまった。

後から確認したら、相場の倍以上の金額。

ある意味でベトナムらしい商売の仕方。

ダナンのホテルからホイアンまでの移動が車をチャーターして16ドルだったので、空港から市内まで行くほうが高くつくという意味不明な事態になってしまった。

なお、このときは空港の呼び込みに先にお金を払い、運転手にはメーターを使わないというやり方だった。

タクシー会社は忘れたが、マイリンやピナサンでなかったことは間違いない。

やはりベトナムではタクシー会社を見て選ぶことは必須のようだ。


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