シェンゲン協定がヨーロッパ・ロングステイの障害に




ヨーロッパのビザを考える時、シェンゲン協定が
重要な意味を持ってくる。

短期旅行者にとってはありがたい制度で、
ロングステイを考える者にとっては悩ましいところ。



まずシェンゲン協定によって日本人はビザなしで
加盟国に半年の間で90日まで滞在できる。

いわゆるヨーロッパと聞いてイメージする国は、
ほぼ入っていると思っていい。

具体的な加盟国としては
オーストリア、フランス、ドイツ、イタリア、ベルギー、
オランダ、ルクセンブルグ、スペイン、ポルトガル、
デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、
アイスランド、ギリシャ、ポーランド、ハンガリー、チェコ、
スロバキア、スロベニア、エストニア、ラトビア、
リトアニア、マルタ、キプロス、ブルガリア、ルーマニア、
リヒテンシュタイン、スイスが挙げられる。

EU参加国と構成は似ているが、必ずしも一致しない。



90日ということはほぼ3ヶ月なので、
普通に旅行をする分には何の問題もない。

ただ、私が考えていたのはヨーロッパにロングステイすること。

当初はポルトガルかクロアチアあたりで
1年住んでみようかと思っていた。

しかし、実際はビザの手続が大変で住むのは簡単じゃない。


すでにマレーシアに2年住み、
現在はフィリピンで暮らしているので
来年あたりはヨーロッパに住みたかった。

アジアばかりにいるのも飽きるので。



たとえばヨーロッパ各国を転々とすれば
ビザなしでも行けるのではないかと思えるところだが、
シェンゲン協定によってヨーロッパのほとんどの国が
同一国扱いになってしまう。

たとえば、スペインに2ヶ月いた後に
隣国フランスに1ヶ月滞在し、
そこからドイツに行くというのは
90日を越えてしまうので不可。


オーストリアに関しては例外的に1年で6ヶ月の滞在可能とあるので、
半年で90日よりもロングステイは可能となる。

規定期間の半分の滞在が許されているのは同じでも、
まとめて滞在できるのは条件としては嬉しい。


とは言え、
これではシェンゲン協定が邪魔する形で
ヨーロッパに1年住むことはできない。


かと言って先進国のビザを取るのは手続きが面倒で、
たった1年のために重い腰を上げる気にもならない。

ただでさえ手続きとか嫌いだし。



こうなってくると、
もうヨーロッパにロングステイという考えを捨てて、
世界のもっと広い範囲を転々とするのが
もっとも現実的に最近は思えてきた。

マレーシアのビザは持っているものの、
もう2年も住んだ。

フィリピンでも永住権を申請しているが
ずっと住み着くわけではない。

それ以外の国でビザなしで1年のロングステイが
可能なところはほとんど見つからない。


それならビザなしで滞在できる範囲内で移動するのが
余計な手続きにわずらわされずに快適に暮らすために
最善の方法ではないかと。

来年の予定としては、
その線がもっとも濃厚になっている。


5年前ならそんな生活は夢や幻だと思っていたが、
今ではとても現実的な考えに思える。

少なくても、1年ごとに別の国に住むよりは。



ちなみに、シェンゲン協定を乗り越える方法として
ポルトガルで50万ユーロの不動産投資をする方法があるらしい。

日本円で7000万円程度。

そうすればポルトガルだけではなくEUの居住権が得られるので、
スペインでもイギリスでもフランスでも住み放題になる。

さすがにヨーロッパの居住権を得るとなると、
このくらいのハードルを越えなくてはいけなくなる。

他の先進国と比べて決して高くはないし、
色々な国に住めるメリットを考えれば価値は高いが、
さすがに・・・。


とりあえずは旅行で訪れて、シェンゲン協定の期間満了前に
他の地域に移るのが現実的か。



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執筆者、伊田武蔵
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